Big Boys - Which Way to Go 歌詞和訳
歌詞和訳
What can I do or say
To let you know the state I'm in
何をすれば、何を言えば、
僕がどんな状態なのか君にわかってもらえるかな。
And just what will that prove?
How can you ever understand?
それは一体何を証明するんだろう。
どうやったら君に理解してもらえるかな。
I'm sitting in the sun
Waiting for the rain to come
僕は太陽の下に座って、
雨が降るのを待っている。
Looking into the dawn
And wishing that this day was done
夜明けを見つめている。
この日が終わってしまえばいいのに。
I don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
僕には分からないよ。
My all my everything
And now even that is gone
僕の全て、ああ、僕の全て
今じゃそれさえも無くなってしまったよ。
But still I try to sing
But the same old words still come
それでも僕は歌おうとするけど、
同じ古い言葉がまだ出てくる。
When will there be something
To take the place of all this?
いつになったらこの全てに取って代わる何かが現れるんだろう。
Or is it me that's died
And the rest of the scene still exists?
それとも、死んだのは僕なのかな、
その後の光景はまだ生き続けるのかな。
I just don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
僕には分からないよ。
I don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know which way to go
I just don't know (which way to go)
I just don't know (I just don't know which way to go)
I just don't know (I just don't know which way to go)
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
どっちの道を行けばいいのか分からない。
僕には分からないよ。
本当に分からないよ。
もう分からないんだ。
歌詞について
歌詞が抽象的でいまいち要領を得ない内容ですが、アイデンティティについての葛藤、確立されない自己に対する行き場の無い感情を歌っているのでしょうか。
Big Boysの音楽性については後述しますが、この曲は彼らの中では珍しい素直にグッドメロディなパンクです。
切ないメロディとコーラスで繰り返される歌詞が相まって、センチメンタルな気持ちにさせてくれる一曲ですね。
バンドについて
Big Boysは、1977年にアメリカ・テキサス州で結成されたパンクバンドです。
基本はパンキッシュでハードコア成分もありますが、ファンクのリズムやホーンセクションを取り入れたミクスチャー的な部分から、Gang Of Fourのようなポストパンクの質感も持ち合わせるという、一筋縄ではいかないバンドです。
日本では知名度が低い彼らですが、アメリカではスケートボードカルチャーと強く結びついたスケートロック(スケートパンク)の代表的なバンドとして有名なようです。また、ファンクとロックのクロスオーバーサウンドの先駆者のひとりでもあり、レッチリなど後進のバンドへの影響も大きく、聴かずにおくには勿体ない偉大なバンドです。
それぞれ初期・中後期の音源をまとめたコンピレーションアルバムである、
The Skinny Elvis ・ The Fat Elvis
でほぼ全曲を網羅できますので是非聴いてみてください。