猫の力

ある時、私は在宅ワークで残業の日々が続いていた。
自分の技量不足で起きていたため毎日落ち込んだり、イライラしていた。

あーこの仕事向いてないのかな。なんでうまくいかないの、先輩にいつも迷惑かけてどうしたらいいんだろう。とよく思っていた。
そうやって自分の頭のなかでもんもんとしていると
彼女の登場である。
にゃー「いつものご飯のじかんだよー」
と鳴きながらもカーペットの上でゴロンと「撫でて〜」と甘え出す。

いつも部屋に来ると伸びをしてゴロンと倒れなでなでを待つ。
さらになでなでをしないで見ていると顔をあげ確認してくる。

くっそっっ………！！！
言葉が悪いが可愛くてしかたないのである。
私の中の何かが爆発するのだ。
彼女は私の悩み事なんてお構いなしに彼女の都合で構えと示してくるのである。

私は（そうだよね。猫にとっては私の悩みなんてどうでもいいよね。私の考えすぎかなー、もう一息頑張ろう）と気持ちが簡単に落ち着いてしまうのだ。

恐るべし猫パワー！！！
繁忙期（技量不足で常に繁忙期）は何度も助けられたこの彼女のルーティン。

今は一緒に過ごしていないがこれからも人の都合なんてお構いなしに
過ごし続けて欲しい。　あーほんとにかわいい。