障害年金のお話最終回(精神)

こんにちは!
ゆらです。

今回は前回に引き続き、障害年金の話です。

前回の話はこちら↓

9月やっと障害年金の申請ができました。

私は障害年金申請の時は厚生年金にも加入して一般雇用のフルタイムで働いており、年金事務所の方に最近働いているとの理由で年金が通らなかった人がいると言われました。
その人は月に10日から15日程度働いていたらしく、私はもっと働いているのでその点が引っかかるかもしれないと言われました。
しかし年金事務所の方に障害年金が通らないってことはそこまで重症じゃないってことだから気を落とさず自分は軽傷なんだなと思うようにしてくださいと言われていました。
しかしせっかく診断書代などお金も時間もかけて申請したんだし通ってほしいなと思っていました。
結果が出るまで3か月程度かかると言われて、待つことしかできない日々が続きました。

12月になっても何の音さたもなく結果が来なかったので、審査状況確認専用ダイヤルに問い合わせてみました。

氏名などの個人情報と基礎年金番号を聞かれてしばらく保留の後おおむね審査は終了していますので近日中に結果を発送しますと言われました。
一応結果はどうですかと聞きましたが教えてくれませんでした。

12月の2週目になり年金事務所から茶封筒が届きました!

中を確認すると年金証書などが入っていて無事障害年金に通りました!!
詳しく見ると等級は2級で次回更新が3年後でした。
障害認定日からの遡及請求も通りました。

初めて年金事務所に障害年金の話を聞きに行ってから1年くらいかかりました。

障害年金の支給日は偶数月の15日なので、12月だったので今月入るのかなと思っていましたが、12月は入金がなく2月になるのかと思っていたら、その後年金支払い通知書が届いて1月に初回振込があるとの通知が来ました。
調べてみると初回だけ奇数月でも入金されるとのことでした。

1月15日になり口座を確認すると遡及分を含めて200万円近い額が入金されていました。

翌2月から2か月に1回通常通り年金をいただいています。

障害年金申請時に障害年金生活者支援給付金というのにも申し込んでいたのですが、こちらは年金受給から数か月遅れでいただけることになりました。

障害年金の金額ですが、私は障害基礎年金2級で子供もいないので、最新の令和4年度は月額、障害年金64,816円と障害年金生活者支援給付金5,020円の計69,836円です。これを2か月に1回いただけるので、偶数月に139,672円振り込まれています。

ここからは障害年金を申請する時の診断書の話をしようと思います。
障害年金を申請する時の診断書で重要なのが下記の日常生活能力の判定と日常生活能力の程度と言われています。

見方としては、まず日常生活能力の程度がどれに該当するかです。
日常生活の程度は(1)~(5)までありそのまま図2の上の程度に当てはめます。
障害基礎年金、障害厚生年金ともに(1)では障害年金には該当しません。
障害基礎年金では(3)以上、障害厚生年金では(2)以上だと障害年金に該当します。
次に図2の左の判定平均に点数の計算方法です。
これは図1の日常生活能力判定の(1)~(7)にそれぞれ点数が決められています。
「できる」が1点
「自発的にできるが時には助言や指導を必要とする」が2点
「自発的かつ適正に行うことはできないが助言や指導があればできる」が3点
「助言や指導をしてもできない若しくは行わない」は4点

これをそれぞれ(1)~(7)の点数を足して7で割ると判定平均が出ます。
例えば全部「できる」だと判定平均1になり、全部「助言や指導をしてもできない若しくは行わない」だと判定平均4になります。
その判定平均点数と日常生活能力の程度を図2に当てはめると何級に該当するのかがわかります。
※しかしこれは目安なので必ずしもその等級になるとは限りません。その他の診断書の内容を含めて判定されるのでこの目安で2級相当だったとしても不支給になることもありますのでご注意を!

図1
図2

参考程度に私の診断書も載せておきます。
下記の通り私は日常生活能力の程度は(4)で日常生活能力の判定の判定平均の点数は3.8ですので、1級又は2級に該当していました。(結果は2級です)

図3

これらが重要と言っても自分で選ぶわけではなく主治医の先生の判断になるので、しっかり自分の症状を伝えることが大切になります。
私は2通診断書を提出したのですが、1通ずつ違う先生に書いてもらいましたが、2通とも似たような結果でした。
余談ですが診断書の最後に予後という項目があるのですが、私は大きな改善は期待できないと書かれていました、、(私はよくならないということでしょうか?)

私の場合、申請時は一般雇用のフルタイム勤務尚且つ単身生活で家族の援助も受けずに生活していましたので、その点はマイナス要因だと思います。
しかし訪問看護や保健師の援助は受けていました。

障害厚生年金は別として障害基礎年金だけで生活していける方は少ないんじゃないかと思います。にも関らず仕事をしている人は障害年金に通りにくいとも言われています。これを改善して働きながら障害年金を受給しやすい環境になればいいなと思います。
また、障害年金=障害者のものと思われていますが、障害者手帳を持っていなくても申請はできますし、精神疾患以外にも様々な病気で障害年金を申請できますのでもっと障害年金の制度が広まればいいなと思っています。

最後に少しでも障害年金を申請しようと思っている方はぜひ申請してみてください。時間とお金はかかりますが、申請してみないと結果はわからないですし受給できるようになると少しは気持ちに余裕が生まれます。

すごく長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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