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第四回 Cubism SDK ワークショップ 講演レポート

こんにちは、Live2D Cubismグループ SDKチームです!
今回は 2022年12月17日(土)に開催した第四回 Cubism SDK ワークショップ『4.2新機能対応! SDK for Unity を使ってポートフォリオアプリを作ろう!』の講演レポートを公開いたします!
過去の講演レポートは以下からご確認いただけます。

ワークショップの概要

テーマは『4.2新機能対応! SDK for Unity を使ってポートフォリオアプリを作ろう!』です。

今回は alive 2020で作成・実演したものを Cubism 4.2の機能対応や複数モデルの表示に対応するように改良したポートフォリオアプリの作成までを行いました。

開催当日の様子

今回も Live2D 開発チーム 公式Twitterアカウント で募集を行いました!
今回は初の試みとして聴講席と題し、YouTube Liveでの同時配信を行いました。おかげさまで、これまで通りのoViceワークショップ会場と合わせて30名ほどの方にご参加いただけました!!

実際の様子

まずは Cubism 4 SDK にどのような種類があるかやどのような使われ方がされているのかの説明が行われ、Cubism 4 SDK for Unity がどのような仕組みで動いているか、また、簡単な用語解説を行いました。

今回は必要なツールの導入や基本説明については、Cubism 開発チームより配信している以下の Qiita 記事を案内させていただきました。

Cubism 4 SDK の説明後、実際にアプリケーションを作成する工程に入りました。
今回は全ての作業をグループに分かれていただいた状態で行っていただきました。具体的には以下のような流れになります。

・モデルの導入表示
・UIの設置表示
・モデルの複数体表示
・乗算色・スクリーン色の対応
・どのような機能が欲しいかについてのディスカッション

ポートフォリオアプリということもあり、非プログラマの方でも作成できる作業内容とさせていただきました。

機能のディスカッションでは以下のような意見が実際に出ました。

・選択したパーツなどのハイライト機能
・モデルをドラッグアンドドロップで移動させる機能
・特徴的な部位をワイプで表示したり、任意に拡大して表示する機能
・顔のアップを別表示できる機能

参加者の声

当日参加していただいた皆さまへ、Cubism SDK ワークショップに対してのアンケートを行いました!
いただいたご感想の一部を抜粋してご紹介いたします。
・Unityは初めてでしたが勘所は掴めました。入門としても良かったと思います。
・説明と時間配分が初心者の私にも丁度いい易しさで、一通り手順を追うことはできたのですが、なぜか終始UIの切り替えができませんでした(画像として表示されているのみ)。
ワークショップ参加ならお聞きすることができたのかな、と思うので次回はぜひワークショップにも参加してみたいです。ありがとうございました!

またTwitterにて作品投稿がございましたのでご紹介いたします!(投稿者の方に掲載を許諾いただきました、ありがとうございます!)

自作モデルもちゃんと使えます!皆様ぜひお試しください!
作品投稿の際はぜひハッシュタグ「#Cubism_SDK」を付けてツイートしてください!

当日資料

今回利用したポートフォリオアプリケーションの機能は Cubism 4 SDK for Unity とは別の Unity Package として作成しています。
SDK for Unity と組み合わせてご利用ください。

Cubism 4  SDK for Unityは以下のリンクから最新版を取得することが出来ます。

Unityの他にも、C++を使う SDK for Nativeや Typescriptで実装されているWebアプリケーション向けの SDK for Web、Javaで実装されている SDK for Java も提供していますので、ぜひご利用ください。
また、2022/12/17現在 alpha 版として Cocos Creator 向けパッケージである SDK for Cocos Creator も提供しております。こちらもぜひお試しください。(alpha 版のため公開が終了するなどしてリンクが切れている場合があります。)

当日資料は以下にあります。ぜひご利用ください。

(2022/01/19)Youtube Live会場のアーカイブ動画をアップロードしました!ぜひご覧ください!

(2022/02/24)動作サンプル同梱のUnityPakcageをご用意しました!

当日資料を見ず、動きを確認したい・プロジェクトをすぐに試したい場合は以下のURLのものをご利用ください。

最後に

今回は初の試みとして YouTube Live での同時配信も行いました。oVice会場・YouTube会場合わせて多くの方にご来場いただけて嬉しい限りです。
Cubism SDK製品へのご意見、ご要望はコミュニティへ、Cubism SDKに関するツイートやワークショップのご要望・ご感想等はハッシュタグ「#Cubism_SDK」を付けてツイートしてください!
第五回以降のワークショップで取り上げてほしいテーマの要望なども受け付けております。
また、今後開催するワークショップなどの情報も、決定次第Live2D開発チームの公式Twitterアカウントなどで発信しますので、是非フォローをお願いします!

皆さまのワークショップへのご参加お待ちしております!
また今後とも Cubism製品を始め、弊社製品のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

株式会社Live2D
Cubismグループ SDKチーム

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