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第二回 Cubism SDK ワークショップ『自作Live2Dモデルと撮れる!自分だけのカメラアプリをつくろう!』講演レポート

こんにちは、Live2D Cubismグループ SDKチームです!
今回は 2021年12月18日(土)に開催した第二回Cubism SDK ワークショップの講演レポートを公開いたします!

Cubism SDK ワークショップとは何かや、2021年8月28日(土)に開催した第一回Cubism SDK ワークショップの講演レポートについては『第一回 Cubism SDK ワークショップ 講演レポート』をご覧ください。

ワークショップの概要

テーマは『自作Live2Dモデルと撮れる!自分だけのカメラアプリをつくろう!』です。
今回はUnityのRemote機能とCubism SDK for Unityを組み合わせて、スマートフォンのカメラで撮っている画像の上にLive2Dモデルを表示することができるUnityプロジェクトを作成しました。

これを完成させると、以下のようになります。

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プログラマ向けだった第一回と打って変わって、今回はプログラミング未経験者に向けてプログラミング不要な内容になります。

開催当日の様子

今回のオンラインワークショップも、前回と同じく『oVice』上で開催いたしました。

実際の様子

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まず始めに、時間のかかるダウンロードやインポートなどの事前準備を行い、その間にCubism SDKやUnityについての簡単な説明を行いました。

その後、参加者が課題に取り組むワークショップ形式で作業を開始しました。
こちらも第一回に引き続き前半が個人ワーク、後半がグループワークの形式で設問に取り組んでいただいております。

参加者の皆様に取り組んでいただいた問題は後述のスライドにあります。
もしご興味がありましたら是非挑戦してみてください!

前半は三問出題されました。三問すべて正解すると、以下のようにスマートフォンのカメラ映像の上にLive2Dモデルが表示されるようになります。

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後半のグループワークでは二問出題され、Cubism SDKの開発に関わる社員がサポートしつつ、参加者同士で話し合いながら課題の考察や解決に取り組みました。

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第四問ではエフェクト機能を利用し、出題された画像と同じになるよう設定の値を議論してもらいました。
なかなか同じ状態にならず、どのグループも苦戦している様子でした。

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第五問は、答えを出す問題ではなく、このアプリにどんな機能を追加したいかの意見を自由に出す問題でした。
モデルの表示数やモーション関連のほか、第四問で設定したエフェクト機能についてなど各チームでいろいろな意見が出ました。

実際にあがった意見の一部をご紹介します。

モデルの複数体読み込み、表示
モデルをスマホの動きに連動
カメラ映像の明度を利用
スタンプを押したり、目を大きくする機能
撮影画像を直接SNSへシェア
撮影する画像のアスペクト比を設定
ARマーカーの利用
エフェクトを背景とモデルで別々に設定
UIのカスタマイズ
モデルの瞳に背景を映す
モーションや表情の複数読み込み、再生
撮影機能
エフェクトの値を保存

参加者の声

当日参加していただいた皆さまへ、Cubism SDK ワークショップに対してのアンケートをおこないました!
いただいたご感想の一部を抜粋してご紹介いたします。

資料や説明が分かりやすく参加してよかったと思いました。また機会があればぜひ参加したいです。

今回の公演を踏まえて、今日のアプリを少しいじっていこうと思いました。Unity上で扱うlive2dというものがどういうものか知れてとても楽しかったです。ありがとうございました。

事前のUnityの各バージョンを導入する工程で躓いてしまい少し不安でしたが、ワークショップ内での操作はスライドや実際の手順を示しながらの解説で難なく行え、Unity上で扱うlive2dというものがどういうものか知れてとても楽しかったです。ありがとうございました。

貴重な機会を頂きありがとうございました!
周りの皆様が詳しくてわからないことがたくさんあったのでまた参加できる時があれば次は勉強して参加したいです。

今回はじめてUnityを使ったのですが、最初の一歩をこのワークショップで踏み出せたので良かったです。

内容が目的達成に丁度良い会で有意義な時間を頂きました。ありがとうございます!
使いやすいサービスをはじめユーザに寄り添って下さる姿勢にユーザとして安心感が強いです!

今回は第一回で要望が多かったCubism SDK for Unityを使ったワークショップとなりました。
プロジェクトやUnity Remote 5の設定などでつまづいた方もいらっしゃたりと設定などで悪戦苦闘することもありましたが、多くの参加者に楽しかったという意見をいただき、スタッフ一同安堵しております。
今後のワークショップではより良いものになるようブラッシュアップしていきたいと思います。

今回利用したプロジェクト・当日資料

今回のワークショップで使用したプロジェクトは以下からダウンロードできます。
完成した状態のプロジェクトですので、是非Cubism SDKをお試しください!

完成プロジェクトダウンロード

また、GitHubにてプロジェクトリポジトリも公開しておりますので、是非ご利用ください。

なお、動作には Cubism SDK for Unity が必要となります。
Cubism SDK for Unity ダウンロード』よりダウンロードをお願いいたします。

最後に

プログラマ向けだった前回と打って変わり、今回はプログラミング経験のない方向けの内容でした。
第三回以降のワークショップで取り上げてほしいテーマの要望など受け付けております。

Cubism SDK製品へのご意見、ご要望はコミュニティへ、Cubism SDKに関するツイートやワークショップのご感想等はハッシュタグ「#Cubism_SDK」を付けてツイートしてください!

また、今後開催するワークショップなどの情報も、決定次第Live2D 開発チームの公式Twitterアカウントなどで発信しますので、是非フォローをお願いします!

皆さまのワークショップへのご参加お待ちしております!

また今後ともCubism製品始め、弊社製品のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

株式会社Live2D
Cubismグループ SDKチーム

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