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フランスはアートの国*その4 - Amazing art scene in France*vol. 4

*フランス北部の町で日本の神様に出会うの巻*

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モンサンミッシェルからジヴェルニーに向かう
途中、ホテルが見つからず日も暮れてから
飛び込みで泊めてもらったお屋敷。
翌朝、屋根裏部屋から降りてくれば、
ステキな朝食が用意されてました。
マダムが買ってきてくれた焼き立てバゲットに
発酵バターとジャムをたっぷりと。
ミルクティーを飲みながら
趣味の良い調度品の数々を眺めていたら、
壁には東洋柄の大皿が2枚。

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友人を介してマダムにお聞きしたら、
お爺さまがベトナム戦争中に、
我が国、長崎に寄って
手に入れたものであるとのこと!
(友人はフランス人でありアメリカ人なので、
もちろん、仏・英語ネイティブ)
お皿の裏側を見せていただいたら、
「手塚謹製」の文字が。おお、確かに日本語だ。

片方は「七福神」柄で、
説明する羽目になっちゃう展開に。
自国のことをうまく説明できなくて
こういう時は本当に情けないのだけど、
実際、神様の見分けすらつかない。。。
「弁天様はヴィーナスみたいな美の女神でー
(←違う)
毘沙門はマルスみたいな軍神でー(←近い)
多分こっちがえびす様、いや、
サンタクロースみたい袋持ってるから大黒天?
とにかく、7は日本でもラッキーナンバーで
大変めでたい日本の福の神々です」などと
笑顔でごまかす、と。
(スマホで調べるのも余計恥ずかしい)

さて、帰国後に「手塚謹製」を調べてみたら、
(メルカリにも似たようなお皿がヴィンテージ品として出品あり)
確かに日本のもので間違いなさそうだけど、
詳しいことはわからずじまいでした。

*****

朝食後にお散歩してみたら、
元リンゴ農園主さん邸宅の広い庭に感動。
ツツジや八重桜も植えてありました。
最初の日本とのご縁はお爺さまの
戦争体験を介してなのかもしれないけれど、
美術品を通じて
遠い東洋の国と繋がってくださっていて、
随分時が流れてから
急に日本人がやってくるなんて、
びっくりされたに違いないと思う。
温かいおもてなしにも本当に感謝です。
二枚のお皿は、見事にお部屋に調和して
彩りを与えていました。

フランスの農業制度問題とか
マダムはもっとお話されたそうだったけど、
次の目的地が待っているのでありました。
それは、モネの庭があるジヴェルニー!

*****

暗い中、民泊の看板を友人が奇跡的に見つけて、
深夜に予約もないのにドアをノックした前の晩は
ドキドキでした。。。
親友と一緒に気の向くままのドライブ旅。
(運転お任せして、ごめん。ありがとう!)
ホテルも予約せずに出発してみたら、
あんな予期せぬ出会いが。
彼女も、(当時は)私も仕事は秘書。それが、
いきあたりばったりな旅に出かけるなんて。
高速では、レンタカーのバンパーが飛んで
いきそうになったり(スナップボタンみたいので
ぱちっとはめてあるだけって!!!)、
ラウンドアバウト(環状交差点。フランスは
基本的に一方通行で信号がない模様。これが
沢山あってナビしてた私も目が回るハメに)
で出口間違えて目的地から遠ざかったり、
お腹壊したり、いろいろあったけど
お互い、ものすごく、サイコーな
Next adventureを楽しみにしてるのだ!

↓壁の日本のお皿とマダム、友人
 バゲットが美味し過ぎて丸々1本頂きました

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↓旅のお供、レンタカーのピカソと八重桜

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*NOTE* 自分用のメモです
▶七福神:神仏ネットより



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