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チーズケーキってなんであんなに美味しんだろうか

「チーズケーキってなんで美味しんだろう」
そう思い、探究心のままこの記事を書いています。

チーズケーキのおいしさの秘密を解き明かす前に、
人はなぜ美味しさを感じるのかを調べてみます。

そして、美味しいと感じる理由を調べた後に、その法則にチーズケーキはどう当てはまってくるのかを調べます。

人はなぜ美味しさを感じるのか

調べてみると、

脳は与えられた情報を元に味を想像して食べている
事前に持っている情報(文化や食べ物、料理の名前等)で実際に食べて美味しいと感じる度合いが変化する

NHK

人やマウスなどの生物は油脂を好む性質を持つ
油脂に含まれる脂肪酸が神経を刺激し、脳内で快楽物質βエンドルフィンやドーパミンの放出を促している

日本栄養・食糧学学会誌 第71巻 第5号

などなど、いろんなデータが出てくる。

「結局どんな理由で美味しいと感じるの!もっとわかりやすい単純明快な答えをくれー」

そう思いましたが、
「そういやわかりやすくその秘密を体系的に書いてくれている本あったわ!」

と思い、メモを漁ると出てきたのがこの本!


どうやら我々が美味しいと感じるための要素は3つ

  • 塩分

  • 糖分

  • 脂肪分

であるという。
チーズケーキの材料を見てみよう!

材料を見てみると以下の構成だ。

クリームチーズ
砂糖

生クリーム
薄力粉
レモン汁
ビスケット
無塩バター

では、、材料をさらに分解する。チーズケーキの構成をgを基準に100分率で表してみる。

まず全てグラム換算し、足すと775gになる。
では以下にg数と全てを775gとした時の百分率も記す。

クリームチーズ200g(26%)
砂糖90g(12%)
卵(Mサイズ1つ50gで計算)100g(13%)
生クリーム200g(26%)
薄力粉30g(4%)
レモン汁15g(2%)
ビスケット100g(13%)
無塩バター40g(5%)

計775g

クリームチーズは塩分、糖分、脂肪分全て含まれてますし、
生クリームはほぼ脂肪分、
ビスケットは小麦粉、砂糖、油、塩。
バターは脂肪。

そして上記の本によると、塩分と糖分は人がハマりやすい量があり、脂肪分に限っては際限なく欲するという。

ほとんどが脂肪と糖でできているチーズケーキを不味くする方が難しいのではないかと思いさえする。
思えば市販のカレー。あれもかなりの割合で油を含んでいるという。外食でカレーを食べると水分を欲することから、塩分もそれなりの量を含んでいることも想像に難しくない。

そして上記の本では、衝撃的な実験が紹介されていて、
食べると電気ショックが与えられるとわかっていても、マウスがチーズケーキを食べるのをやめないという実験が紹介されていた・・・。

そして糖分はマリファナを摂取した時に近い反応が脳内で起こるので、
「もっと食べたい!」となるらしい。

砂糖入りの飲み物や精製された炭水化物(白米・パスタ等)もなぜ美味しいのかがこの辺でなんとなくわかってくる。

ただ「チーズケーキってなんで美味しんだろ〜」ってのが知りたかったのに、怖い現実を知ってしまった。。。

しかし、体に悪いものを一切食べない人生なんて個人的にはつまらないと思うので、

食べるなら全力で味わうことを心に決めるのであった。。。


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