「否定はしない」と「認める」の違い
こんばんは。
先日、友人と人間関係について話していた時、
「否定しない」と「認める」ってどう違うの?
と聞かれて、改めて理解を深めたくて書いてみました。
ざっと書くとこのような会話をしました。
こんなように答えました。
では、答え合わせをしてみます。
明鏡国語辞典で両方の意味を引いてみます。
つまり、「否定しない」というのは、
その存在を認めないということはしない。
みたいな意味になるのかと。
そして、
広辞苑も引きます。
肯定的な立場で相手の主張を良しとする。みたいな意味で捉えられるかと思います。
では、肯定とはどう違うのか気になったので、
余談ですが、以下に記載します。
「否定しない」と「認める」は明確に違いが分かりやすいですが、
一方で、「肯定」は「認める」とすごく似通った意味に思えます。
意味を見ていると、「認める」というのは少し上から目線な気もします。
これは私の解釈ですが、
「否定しない」→「認める」→「肯定する」
この右側に行くにつれ、相手の感情に最も近い距離にいる言葉なのかなと思いました。
「認める」というのは、相手の意見に対し、
「そう言う意見もいいと思うよ。」
みたいな、ただそう言う意見の存在を許す。みたいなニュアンスがあって、
「肯定する」は近い距離で「わかるよ」と言ってくれているようなニュアンスがある気がしました。
言葉の意味って面白いですね。
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