夫に"将来性のないハンドメイド活動は俺のゴルフと同じ趣味"と言われたときの話
先日、半年以上ぶりに怒鳴りあいの夫婦喧嘩をしました。
我が家はほとんど喧嘩をしない仲のいい夫婦でしたが、その分日頃のモヤモヤが溜まり爆発したみたいです。
きっかけはささいなことで(小さすぎてきっかけすら忘れました)、本筋からどんどん広がり私のハンドメイド作家としての活動についての不満を、タイトルの通り吐き捨てられたのです。
自己紹介の通り、我々はWEB関係の事業を営む個人事業主でもあるので主人は経営について非常にシビアです。
これは現実をしっかり見ることができているのでとても大切なことであり、この点について私から言えることは何もありません。
そして喧嘩の中で、
ハンドメイドって将来性あるの?
このまま例えばすごく有名になってたくさん売れたとして、子供たちを大学まで出して養える安定した仕事としてできるの?
売上は月どのくらいを目標にしてるの?
粗利10万で家族が食べていけるの?
…と、主人としては珍しく強い口調で私に問い詰めたのです。
私は正直何も言えませんでした。
安定した活動でないことは理解していました。
WEBの仕事は原価が低く、7桁を超える売り上げを成果として出しているので私のハンドメイド作家としての活動は到底追いつくことのできない額です。
趣味の一環として活動して、軌道にうまく乗ったら仕事になってた。という気持ちで続けていくことはできないの?
本業と50%ずつでやっていくって約束はどうするの?
と、痛いところをガンガン塩を塗られた私は恥ずかしいという気持ちさえ起こりました。
自分が甘かった――。
その一言に尽きると感じました。
ただ、どうしても
仕事としてやっていけないなら、俺のゴルフと同じ趣味だからね。
という言葉が心に引っかかりました。
私の作品を欲しいと言ってくださるお客様がいる。
大切なお金を払って買ってくださるお客様がいる。
その責任を背負って活動してきたので、趣味として向き合ったことはありません。
でも、成果が伴わなければ趣味と同じ。
この道筋はあまりにも極論だと感じました。
今の私がこれを声に出して主人に伝えても何の説得力もありませんでした。
すごく悔しかったです。
このことをきっかけに、私は活動の仕方について改めて考え直す機会が増えました。
お客様のために最高の作品をお届けするという信念は変わりませんし、このブランドをこれからも大切に育てていきたいという思いは変わりません。
ただ、どうやったら自分のライフスタイルに合った活動ができるか。
薄利多売な活動では意味がありません。
自分ひとりで活動しているブランドですが、自分ひとりだけの力では続けていくことができません。
家族の協力があってこそのLittlenavyです。
結論は出ていませんが、何かいい方法はないか日々模索しているところです。
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