ハンドメイド作家も作品も、"結局第一印象が9割"という話
子どもが生まれ外出も思うようにできず、社会復帰しても在宅の仕事とハンドメイド活動で引きこもりがちな日々を送ること、およそ3年―。
私はすっかりおしゃれをすることを忘れてしまっていました。
母として過ごす間は自分の外見にそこまでこだわりもなく、授乳中だから脱ぎ着しやすいように、子供が汚すからきれいな服は着ないように。
と子供優先の服装、身なりでした。
これは育児をしている女性なら当然考えることで、今も後悔なんてこれっぽっちもありませんが、ある時ふっと鏡を見て思ったのです。
『私、老けたかも―?』
この日を境に、私は自分の外見を整える努力をもう一度始めました。
まず、毎日必ず朝化粧をして気持ちを切り替えるようにしました。
半年ぶりに美容院に行き、髪を明るく染めました。
ネイルをして上質な服を着るようにしました。
プチプラの服ではないので、服を買う回数が減りました。
下着をお店で試着し、サイズを測って購入するようにしました。(上下お揃い必須)
外出するときは、高級ではないけどしっかりとした日本製の時計をし、お気に入りの香水をつけるようにしました。
そうすると、気持ちがしゃんとして、母から一人の女性に頭が切り替わることが分かりました。
ダラダラがちだった仕事もはかどるようになりました。
ミシンをしているときの手元が華やかで嬉しくなりました。
写真を綺麗に撮れるようになりました。
SNSが楽しくなりました。
インターネット上に顔が出てもいいかな?と思えるようになり、素晴らしいタイミングで『minneとものづくりと』の特別企画の取材のお話も頂きました。
↓↓ 顔出ししてますが、当時はまだ開発途中です。笑
作品への見方もすこし変わり、
『自分の作品気に入ってもらえるかな…受け入れられるかな…。』
という不安から入っていた気持ちが、
『自分の作品を皆さんに見てもらえるようにたくさんアピールしよう!』
というポジティブな気持ちに変わりました。
綺麗な文章を書こう、丁寧に人と接しようという気持ちになりました。
自分の外見を整えるということは、自分のブランドを外に発信していく原動力に繋がると感じました。
作家も作品も同じです。
どんなに素晴らしい作品でも、写真が残念だったり作品紹介が『LINEしてるの?』っていう書き方だったら…
対面販売している作家さんがすっぴんだったり髪がボサボサだったら…
その作品買いますか?私だったら買いません。笑
個人的に『素人のハンドメイド品なのでノークレームノーリターンで…』的な文言を書いている方も苦手です^^;
先日有名な作家様たちが集結したイベントにお誘い頂き始めて参加したのですが、もはや皆さん『作家』ではなく『クリエイター』の名にふさわしいお姿でした。
サッと結んだ一つ結びも、ゆったりした服装も、無駄がなく素敵。
そしてとにかく底抜けに明るい。
純粋にカッコいい!と憧れのまなざしで見ておりました。
この方々と一緒に過ごせたら自分の世界も変わるんだろうなぁと思いました。
ハンドメイド作家って憧れられる存在ですから、見た目でガッカリさせないよう今後も努力を続けていこうと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?