見出し画像

Did you see me? 私のこと、見たの?

 マレーシアの公用語はマレーシア語です。ただし、日常の意思疎通は英語がよく使われています。ただ、やはり中華系の人は中国語、インド系の人はタミル語を使っていますので、多民族国家を象徴するような出来事、つまり、英語で会話していてもお互いに「何を言っているのかわからない」ことを、適当に相槌で過ごしていくというような場面がよくあります。 

 今日は、英語の慣用句を多用すると、相手によっては会話がめちゃくちゃになるという例を紹介します。

<ある行きつけの店でのタイ人との会話>
※お互い英語を母国語としない人同士のめちゃくちゃな会話なので、時制とか文法の間違い等は、そのまま表現しています。

K: Hey, you were not in shop yesterday, Where did you go?
T: I'm holiday yesterday, go outside.
K: Oh, I see.
T: Ha? You see me?
K: Ha???
T: Where? Where you see me?
K: No, I did't see you.
T: What? you say " I see" just now.
K: OHHHHH!!( I see...)

K: ヘイ、昨日店にいなかったじゃん、どこに行ってたの?
T: 昨日休みだったんだ。出かけたの
K: そっか、なるほどね
T: え?あなた、私を見たの?
K: は???
T: どこで?どこで私を見たの?
K: いや、オレ見てないよ
T: 何よ?今 " I see" って言ったじゃない
K: おおおお!!( なるほど・・・)

 つまり彼女は「I see」を「なるほど」という意味で使うことを知らなかったのです。

 日本人の英語のレベル(特に慣用句)は、かなり高いので、英語を母国語としない普通の人たちと話すときには注意しましょう~^^

チャンチャン♪


写真は、河村友歌さん(By ぱくたそ)です。卒業シーズンですね。春から社会人になる方は、「めちゃくちゃだけどなんか通じる英会話」を読んで、自信を持ってください^^



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?