持ち寄りって、とても楽しい。

焼きそば、チヂミ、巻きずし、とり天、切り干し大根、グラタン。
ビスコッティ、クッキー、チョコ付きビスケット。

こんな面白いメニューが、我が家の食卓に並んでいた。

昨日はお友達にベビーを見に来てもらいがてら、みんなでランチをした日。

前日に開催が決定したランチ会。レストランにデリバリーをお願いしちゃおうかな？と思ったのだけど、ふと、踏みとどまって「持ち寄りにします？」と聞いてみた。

レストランから持ってきてもらうのは間違いなく美味しいんだけど、個人的には「持ち寄り」の方が楽しくて好きなんだなぁ。

日本で「持ち寄りパーティー」なんて聞いたら、いったい何をもっていけばいいんだろう？と焦ってしまうかもしれない。

でも、ここルワンダでは、みんないい意味で気が抜けている。インスタ映えなんて気にしない感じ。

フランス人が「週末毎回やいてるパンケーキ持ってきたよー」。
アラブ系の友達が「スパイスとお肉の炊き込みごはんだよ」。
ドイツ人が「ハードパンを焼いたよ！」
「料理無理だから持ってきたわ」とお店のピザをもって登場する兄ちゃん。
ここぞとばかりに「巻き寿司にしちゃいました」と日本人。

それぞれの食卓を垣間見ることができるし、グローバルな感じの食卓になることもあるし、これが面白いんだ。

昨日は日本人の方が遊びに来てくれたのもあって、示し合わせたワケではないのに和食が並んだ。私の空気の読まないグラタンを除く。

頑張りすぎて、いつも作らないメニューに挑戦して、パーティーの前に疲れてしまう必要はない。

いつも作っているメニューを、少し多めの量で作って、持っていくだけ。それくらいの気軽さがとても楽しい。

こうやって、ゆるく、集まれる会は、大切にしたいなぁ。

▼人を招くハードルが下がった話。