【reMarkable】デジタルなんて、と思ったけど。
物心がついたころから、ノートや手帳が大好きで、お洋服を衝動買いすることはないけれど、高級ノートは気になったらLOFTに走ってしまう私。
紙の素材にもこだわるし、ペンとの相性も気になるし、何よりも使っている感が大好き。一番心が浮かれるのは、Moleskineを持ち歩いている自分。
そんなノート大好きっ子なので、「ノートをデジタル化するなんて」と思っていたのだけど。そんな日は来ないだろうと思っていたのだけど。
ついに、デジタルノートデビュー。そして、ハマりこみました。
まだ日本では使っている人が少ないからこそ、『reMarkable親善大使』になりたい。それほどに、北欧出身のミニマルな雰囲気を漂わせるこのタブレットに惚れこんでいます。
reMarkableって何?
ノルウェー発のとにかくミニマルなタブレット。北欧アイテムらしく見た目もシンプルだし、カラフルで目がちかちかすることもない。ただ、書くためにあるデバイス。
そのままノートとしても使えるし、書いたものをPDFとしてクラウド上に保存することもできる。
他の便利なタブレットと圧倒的に異なるのが、文字を書くことに特化しているという点。
うっかり他のアプリで遊んでしまったみたいなことはなく、書く+PDFを読むしかできない。しかも白黒グレーしか使えないというシンプルさ。
初めて見たときに「これだ!」と思ったのは、間違っていなかった。
ただ書きたい欲にピッタリ
デジタルノートって何か難しい文章を書いているわけでもなく、ただ毎日のつぶやきみたいなものを書きなぐりたいタイプの人にピッタリだなぁと。
手書きの良さを手放したくないけれど、でも「To Do管理用の手帳」「メモ帳」「落書用ノート」とあれこれ持ち歩くのにもくたびれる。
そんな手書きラブの人こそ、この書いている感が抜群にあって、実際に手書きの文字が残るデジタルノートって、すばらしい。
しかもね、テンプレートが色々とあってドット・方眼・罫線はもちろん、他にもボックスだったり、絵日記用のテンプレートもいろいろ。
一つのノートブックの中でも、ページごとに変えられるので、さながら「ノート(いや、ページ)バイキング」状態。
難しく考えずに真っ白の新しいノートを使い始めることができて、使い始めてから「やっぱり罫線にしよう」みたいなチェンジもできちゃう。
デジタルだから、右端に書いたものを、やっぱり左側にもってこようみたいなコピペができちゃうという便利な点も。やり残したTo Doも簡単に移動できる。
一方で、書いてみたけれど、続かなくなってしまったものは、削除してしまえば消えてなくなる。絵日記なんて続かないのに、やってみたくなるよね。
あぁ、ノート買ったのに数ページで無駄にしてしまった…みたいなことはなくなった。その分、チャレンジのハードルが低くなって、なんかクリエイティブが刺激される気がする。
ちなみに、付属のペンを使えば、ボールペン・鉛筆・マーカーペン・ハイライターなどが使いこなせる。
これもまた便利で、ノート&ペンの相性があると信じてやまない私からすると、一つのノートを持ち歩くと、それに合うペンも必要だから、倍々ゲームで荷物が増えてしまいがち。
とはいえ、色々なペンがあるけれど、色々使ってみた結果、好きなものはいくつかに絞られたので、あれこれ使うというよりは、定番のボールペンとマーカーペン(細)を愛用している最近。
紙ノートを愛する人こそreMarkable
「かっこいいテックはいらなくて、モレスキンの黒いハードカバーを持ち歩いているのが幸せ」というタイプの人にこそ、おすすめしたいreMarkable。
シンプルな見た目はもちろん、できることもミニマル。だが、それが良い。
ハマりこんで「1日3ページ書くモーニングページ」の30日間チャレンジをやってみたら、あっという間に100ページ書き込んでしまった。
「できることが限られているのに279ドルは高い!」という評価も見かけたけれど、ノートが大好きな人であれば安いと思う。
パソコンでぱちぱちするのが好きな人からしたら、ただのノートに3万円はクレイジーかもしれない。
でも、手書きが好きで、書いている感覚にこだわりがある紙フェチの人であれば、たぶん、ぴったり、しっくりくる。
まず最初の3か月は、極力すべてのノート・手帳を触らずに、デジタル一本にしてみるというチャレンジをしています。これで、どこまで紙ノートを手放せるのか、逆に何は紙ノートに戻したいのかを見てみようと思って。
言ったら「紙ノートに対する未練」があってこのルールを導入してみたのだけど、あれれれれ。ほとんどのものをデジタルにしちゃって大丈夫かもしれない。むしろ良いことだらけかもしれない。
そんなことに気付き始めた、デジタルノート3か月目。あまりにも好きなので、reMarkableで新しいノートを作るごとく、新しいマガジンを始めました。新しいパートナーの素敵なところを、多くの人に届けられたらいいな。
サポートありがとうございます。私のところで止めるのではなく、別の方へのサポートという形で「幸せの輪」をつなげていきたいと思います。