本多奈美@りとるジム

株式会社りとるジム 代表取締役 littlegym.jp オクラホマ大学卒 アスレティック・トレーナー(ATC)、TICEコーチ  フィジカルやマインド(メンタル)を専門分野として書いています。 趣味ブログ「Nami_Honda@しゅみブログ」趣味について楽しく書いています。

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最近の記事

【カラダ】首・肩の痛み/疲れ〜④運動方法(最終回)

目次 ①  原因 ②  肩甲骨の動き ③  筋肉 ④  運動方法 「肩甲骨の位置をリセットする!」を目的とした運動を紹介します。その結果、首・肩の痛みや疲れを改善させます。 とにかく動かす 【前からバンザイ】 <ポイント>  腕を遠くに伸ばしながら行う  呼吸をしながら行う(止めなければなんでもOK)  両腕を肩幅にキープ  手のひらを内側にキープ  お尻と肩甲骨の上の方を壁にくっつけておく 背中は離れます。 <注意点>  肩に痛みを感じたらやめること。痛みの

    • 【カラダ】首・肩の痛み/疲れ〜③筋肉

      目次: ①  原因 ②  肩甲骨の動き ③  筋肉 ④  運動方法 肩甲骨の適切な動き、誤った認識について前回は書きました。 初めに筋肉がどのように疲労するのかを解説し、その後に肩甲骨の動きに関与している2つの筋肉を紹介します。 筋肉は縮みすぎても伸びすぎても疲れる 縮んでいる状態が長時間続くと、また、伸びている状態が長時間続いても筋肉は疲れます。そして硬くなります。硬くなることを一般的に「筋肉がこっている」と表現するようです。 例えば、猫背。猫背の人はお腹側

      • 【カラダ】首・肩の痛み/疲れ〜②肩甲骨の動き

        目次: ①  原因 ②  肩甲骨の動き ③  筋肉 ④  運動方法 前回は、首・肩の痛み/疲れの原因について書きました。 今回は、首や肩の痛みに大きく関わっている肩甲骨の動きと筋肉について解説します。 おそらく、今これを読んでくれている人の中のかなりの人が、肩甲骨の動きを勘違いしています。ここで今一度、肩甲骨の動きを確認してみましょう。 肩甲骨には10通りの動きがあります。 内転・外転、挙上・下制、上方回旋・下方回旋、前傾・後傾、retraction・distr

        • 【カラダ】首・肩の痛み/疲れ〜① 原因

          目次: ①  原因 ②  肩甲骨の動き ③  筋肉 ④ 運動方法 首や肩こりの悩みを抱えている大人はたくさんいますが、最近では子ども(中高生)の中にも肩こり持ちがいるようです😱 原因①メンタルストレス 不快、恐怖、イライラなど負の感情を持った時、多くの人は歯を食い縛り肩や首に力が入ります。これは人に感情がある限りゼロにするのは困難です。 精神的なストレスによる首や肩の痛みを解消させるには、上半身から意識をさらせる方法と、ストレスをストレスと感じにくいココロを作

          【その他】店舗の移転先が決定🚀

          7月頃から本腰を入れて物件を探し始める😤 8月に奇跡的に理想的な物件に出会う✨ 9月に入って雲行き怪しくなる😳 9月中旬、物件の申し込みを取り下げる😩 9月末、千歳烏山の店舗から退去する(建物取り壊しのため)😑   心機一転、不動産屋の担当さんと一からまた物件探しを始める🫡   その直後、9月の雲行きが悪くなったのは、もう一つ関わっていた業者が悪徳だったためと判明する😡 10月に入り、理想的な物件の大家さんも理想的な方だったと知る🥹   悪徳業者はいなくなり、私の担当している

          【その他】店舗の移転先が決定🚀

          【ココロとカラダ】信用と納得② 見分け方

          トレーニングやケアを受けに行くとき、どうやって施設を探していますか? また通い出してから、担当の人の技術や知識をどのように判断していますか? 病院だけでなく、トレーナー、治療院の先生、リハビリの先生… この人たちが信用できるかどうか、どうやって判断したら良いでしょうか? 時々こういった話を聞きます。 「指導(治療、リハビリ、トレーニング)を受けているけど効果があるのかどうかわからない。」 私の知人が首を痛めて、病院でリハビリ治療を受けていた時、 「マッサージなど施してく

          【ココロとカラダ】信用と納得② 見分け方

          【その他】店舗移転について

          報告が遅くなりましたが、2024年9月22日を最後に「りとるジム千歳烏山店」を閉鎖しました🫡 悲しいお知らせではありません。途中経過報告です。 りとるジムをオープンさせたのが2004年7月。 20年! 初めは千歳烏山の線路沿いのビルに2年いました。 京王線の高架計画がすでに始まっていて、線路沿いのビルの売買が盛んになっていました。私が入っていたビルも知らぬ間にオーナーさんが2回も変わっていて、不安になったので出ることにしました。 同じく千歳烏山の南側にあるビルに引越し。

          【その他】店舗移転について

          【カラダ】実技講座を開催します:足(foot)〜正しいヒールレイズ〜

          講座内容 正しいヒールレイズを行うことで、足の機能を高めます。 シンプルにこれだけ! ヒールレイズをただのかかとの上げ下げだと思っていたら大間違いです。 ヒールレイズでふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)を鍛えていると思ったら大間違いデス。 ヒールレイズをすることで、腓腹筋とヒラメ筋の負担を減らします。これら二つの筋肉を鍛えているわけではありません。 これまで何度もあらゆる場所で、足の重要性について動画や画像で説明をしてきましたが、どうやらうまく伝わっていないようです。そ

          【カラダ】実技講座を開催します:足(foot)〜正しいヒールレイズ〜

          【ココロとカラダ】信用と納得

          トレーナーとアスリート。 アスリートがトレーナーを信用し、トレーナーの説明に納得をして取り組むと、効果は現れると言われています。これはどのような関係でも同じでしょう。 信用していない人の言葉にはなかなか耳を貸せないし、説明に納得ができなかったら真剣に取り組むことができません。というより、「どうしてこれをやっているんだろう?」と疑問を持ちながら行っても、なかなか効果を得ることはできません。 今回は、ケガや問題を抱えた中学生アスリートたちの問題が解決した例です。 腰痛

          【ココロとカラダ】信用と納得

          【その他】無知(常識知らず)は時々最強〜銀行融資

          2004年にりとるジムをオープン。 2012年に株式会社りとるジムに、法人化しました。 経営もわからぬままオープンさせてしまい、2年たったころ 「私はこの先やっていけるのだろうか?」 と不安になりました。 他人に、冷静に判断してもらいたい。 そこで、銀行に融資依頼することにしました。 すでに個人口座を持っていたので 「三菱UFJ銀行」へ。 しかも、希望額「50万円」。 わかる人にはわかると思いますが、メガバンクが50万円なんて少額、通常は融資などしないそうです。 そ

          【その他】無知(常識知らず)は時々最強〜銀行融資

          【カラダ】膝の過伸展について〜ダンサーの膝は大丈夫なの??

          流れてきたSNSを見ていたら「膝を過伸展させてはいけない。少し曲がったくらいがいい」と言った内容の動画が流れてきました。 それを見ながら、 「そうそう、そう思っていた時代が私にもあった。」 と少し懐かしくなりました。 膝の過伸展とは、一般的に、膝の関節が「まっすぐ」よりも「もっと伸びてしまう」ことを指します。立位姿勢の時に、膝がくるぶしやかかとよりも後方に位置することを「膝の過伸展」と思ってもらえたらいいと思います。 膝の過伸展はよくない、と言うのは教科書でも出てきた

          【カラダ】膝の過伸展について〜ダンサーの膝は大丈夫なの??

          【カラダ】直感力を養おう

          直感を第6感のように思っている人も多くいると思いますがそうではありません。直感力を養うにも日々のトレーニングが必要です。特に自分の体についてはそうです。 この痛みは悪い痛みだろうか?それとも大丈夫なものだろうか? この痛みを抱えたまま運動をして、問題ないだろうか?それとも悪化するだろうか? この体のだるさは悪いものだろうか?それともただの疲れだろうか? 普段から自分の体をよく観察していればわかるようになります。 治療家やトレーナーの多くは、言いなりになるクライアントの方

          【カラダ】直感力を養おう

          【カラダ】“体幹とは”の見直し

          以前も書いたことがありますが、体幹を英語でいうとcore(コア)。胴体(trunk)ではありません。 背骨を支えてコントロールすることができると手足を自由に動かすことができます。 背骨を支えてコントロールするには下半身の力が必要です。 体の支点、体を動かす時の支点はどこか? 3つあります。 1つ目は、「タンデン」(丹田)。聞いたことのある人の方が多いでしょう。おへその下あたり。 これは骨盤支点と考えられます。 2つ目は胸。左右の乳頭の間あたりでしょうか。T4(胸椎4

          【カラダ】“体幹とは”の見直し

          【ココロ】トレーナーのイマジネーションの限界が選手の限界を決める

          指導者のイマジネーション(想像力)の限界が生徒の能力の限界を作ります。 私がトレーニング指導をするとき、クライアントたちがこれから何にでもチャレンジできるような内容を提供します。 スポーツをしていない人でも高齢者でも、内容については妥協をしません。これは難しいことやハードな運動を指導することとは異なります。クライアント自身が己の体を理解し、コントロールできるように説明をしながら指導をします。そうすれば、新しく何かにチャレンジしようと思った時に、フィジカルの問題が壁にならず

          【ココロ】トレーナーのイマジネーションの限界が選手の限界を決める

          【カラダ】グランド・ゴルフ

          ここ数年よく聞くようになったグランド・ゴルフ。 私の母も行っていて、少し前に地元の大会で優勝した!と景品と共に写真が送られてきたことがあります。 グランド・ゴルフとは ゲート・ボールと何が違うの?と思っていましたが、ゲートボールはチーム競技、グランド・ゴルフは個人競技なのだそうです。もちろんクラブ、ゴール(?)も異なりますが。個人競技の方が気楽に参加できるのだそうです。 今年になってグランド・ゴルフを始められた方がいます。 運動神経は抜群に良いのですが、初めて行う競技で

          【カラダ】グランド・ゴルフ

          【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ

          トレーナーをしていると 「癖になっているんですよね〜」 という言葉を頻繁に聞きます。 ねんざが癖になっている、ぎっくり腰が癖になっている、など。 それがまるで「癖だからもうどうしようもない」といった言い方をします。 そんな時、 「『癖ってなに?』と疑問に思わないのかな?」 といつも不思議に思います。 要は、ねんざをすることが、ぎっくり腰になることが習慣化されている、 ということなのですが、どうしてそれが習慣化されたのでしょうか? それは同じ動作(行動)を繰り返すからです。

          【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ