本多奈美@りとるジム

株式会社りとるジム 代表取締役 littlegym.jp オクラホマ大学卒 アスレテ…

本多奈美@りとるジム

株式会社りとるジム 代表取締役 littlegym.jp オクラホマ大学卒 アスレティック・トレーナー(ATC)、TICEコーチ  フィジカルやマインド(メンタル)を専門分野として書いています。 趣味ブログ「Nami_Honda@しゅみブログ」趣味について楽しく書いています。

最近の記事

【その他】無知(常識知らず)は時々最強〜銀行融資

2004年にりとるジムをオープン。 2012年に株式会社りとるジムに、法人化しました。 経営もわからぬままオープンさせてしまい、2年たったころ 「私はこの先やっていけるのだろうか?」 と不安になりました。 他人に、冷静に判断してもらいたい。 そこで、銀行に融資依頼することにしました。 すでに個人口座を持っていたので 「三菱UFJ銀行」へ。 しかも、希望額「50万円」。 わかる人にはわかると思いますが、メガバンクが50万円なんて少額、通常は融資などしないそうです。 そ

    • 【カラダ】膝の過伸展について〜ダンサーの膝は大丈夫なの??

      流れてきたSNSを見ていたら「膝を過伸展させてはいけない。少し曲がったくらいがいい」と言った内容の動画が流れてきました。 それを見ながら、 「そうそう、そう思っていた時代が私にもあった。」 と少し懐かしくなりました。 膝の過伸展とは、一般的に、膝の関節が「まっすぐ」よりも「もっと伸びてしまう」ことを指します。立位姿勢の時に、膝がくるぶしやかかとよりも後方に位置することを「膝の過伸展」と思ってもらえたらいいと思います。 膝の過伸展はよくない、と言うのは教科書でも出てきた

      • 【カラダ】直感力を養おう

        直感を第6感のように思っている人も多くいると思いますがそうではありません。直感力を養うにも日々のトレーニングが必要です。特に自分の体についてはそうです。 この痛みは悪い痛みだろうか?それとも大丈夫なものだろうか? この痛みを抱えたまま運動をして、問題ないだろうか?それとも悪化するだろうか? この体のだるさは悪いものだろうか?それともただの疲れだろうか? 普段から自分の体をよく観察していればわかるようになります。 治療家やトレーナーの多くは、言いなりになるクライアントの方

        • 【カラダ】“体幹とは”の見直し

          以前も書いたことがありますが、体幹を英語でいうとcore(コア)。胴体(trunk)ではありません。 背骨を支えてコントロールすることができると手足を自由に動かすことができます。 背骨を支えてコントロールするには下半身の力が必要です。 体の支点、体を動かす時の支点はどこか? 3つあります。 1つ目は、「タンデン」(丹田)。聞いたことのある人の方が多いでしょう。おへその下あたり。 これは骨盤支点と考えられます。 2つ目は胸。左右の乳頭の間あたりでしょうか。T4(胸椎4

        【その他】無知(常識知らず)は時々最強〜銀行融資

          【ココロ】トレーナーのイマジネーションの限界が選手の限界を決める

          指導者のイマジネーション(想像力)の限界が生徒の能力の限界を作ります。 私がトレーニング指導をするとき、クライアントたちがこれから何にでもチャレンジできるような内容を提供します。 スポーツをしていない人でも高齢者でも、内容については妥協をしません。これは難しいことやハードな運動を指導することとは異なります。クライアント自身が己の体を理解し、コントロールできるように説明をしながら指導をします。そうすれば、新しく何かにチャレンジしようと思った時に、フィジカルの問題が壁にならず

          【ココロ】トレーナーのイマジネーションの限界が選手の限界を決める

          【カラダ】グランド・ゴルフ

          ここ数年よく聞くようになったグランド・ゴルフ。 私の母も行っていて、少し前に地元の大会で優勝した!と景品と共に写真が送られてきたことがあります。 グランド・ゴルフとは ゲート・ボールと何が違うの?と思っていましたが、ゲートボールはチーム競技、グランド・ゴルフは個人競技なのだそうです。もちろんクラブ、ゴール(?)も異なりますが。個人競技の方が気楽に参加できるのだそうです。 今年になってグランド・ゴルフを始められた方がいます。 運動神経は抜群に良いのですが、初めて行う競技で

          【カラダ】グランド・ゴルフ

          【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ

          トレーナーをしていると 「癖になっているんですよね〜」 という言葉を頻繁に聞きます。 ねんざが癖になっている、ぎっくり腰が癖になっている、など。 それがまるで「癖だからもうどうしようもない」といった言い方をします。 そんな時、 「『癖ってなに?』と疑問に思わないのかな?」 といつも不思議に思います。 要は、ねんざをすることが、ぎっくり腰になることが習慣化されている、 ということなのですが、どうしてそれが習慣化されたのでしょうか? それは同じ動作(行動)を繰り返すからです。

          【ココロ】習慣の素晴らしさと恐ろしさ

          【カラダ】風船で体幹トレーニング

          呼吸法もたくさんあるし 体幹トレーニングもたくさんある そしてどちらも解説が難しく、指導も難しい。 風船トレーニングは説明がいらないし簡単で、効果を出すことができます。 📍📍📍📍📍📍📍📍📍📍 どうして風船トレーニングで体幹を鍛えることができるのか?<気道に注目> 大雑把に、お腹から口まで長いパイプがあり、それが空気の通り道だと考えます。 そのパイプはできるだけ太く、その太さ(形状)をいつも一定に保っていることができると、より多くより安定した空気の出し入れ(呼吸)をす

          【カラダ】風船で体幹トレーニング

          【カラダ】スクワットとジャンプ

          実例です。 「どうしてスクワットを行うの?」 スポーツなどのパフォーマンスを向上させたい人 と 生活の質をあげるために行う人 とでは 答えが異なります。 今回は「スポーツでパフォーマンスを上げたい人」を対象にスクワットの意味を書いていきます。 スポーツとスクワット脚力をつける? そもそも脚力とはなんですか? いつどのような場面で発揮させるものですか? 漠然と「スクワットをすると脚力を強化することができる」程度では、全く効果を得ることができません。 プレー(パフォ

          【カラダ】スクワットとジャンプ

          【カラダ】円状半月板と事実を伝える大切さについて

          円状半月板をご存じですか? 私は初めて知りました。そして初めて出会いました。 円状半月板について書かれているサイト 半月板なのに円状?円状板にはならないのか? と冗談で思ったりもしましたが。 上のリンクに掲載されているMRIがとてもわかりやすい。 とても厚みがあるのがわかります。これじゃ損傷しやすいよね、と納得できます。 そして外側半月板にのみ生じるらしい。それがとても不思議です。 先天性なのに、外側にしか生じない理由は何だろう?? 円状半月板を持った中学生に出会い

          【カラダ】円状半月板と事実を伝える大切さについて

          【その他】ビニル袋をポケットに入れておく

          トレーナーの修行をアメリカでしたので、素手で“血🩸”には触れない。 血のついた物・布にも素手では触れないを、徹底して訓練されました。 にも関わらず、日本に戻ると…ついつい忘れがち。 流血している人を助けた人数2名。この1年で。 この一年で街中で転倒した人にでくわし、手助けをしたのは3回。 そのうち2回(お二人)は頭部から流血。 私はアスレティック・トレーナーなので、修行(勉強)はスポーツ現場で行っています。正確に言うとスポーツ現場で“しか”行っていません。 トレーナー

          【その他】ビニル袋をポケットに入れておく

          【カラダ】“当たり前”(ベース)の質を上げる

          注)今回の内容は完全に「本多論」。   一般論だったりどこかの文献に載っている内容ではありません。 私のトレーニング指導は細かいです。 重箱の隅をつつくような感じかもしれません。 そんなことをしなくても、そんなことを知らなくても今ちゃんと生きて生活しているよ、と言われたこともあります。 私が細かく指導をする理由は「“当たり前”(ベース)の質を上げる」ことにあります。 “当たり前”(ベース)とは普段私たちが当たり前のようにしていることです。 呼吸をする 歩く など。

          【カラダ】“当たり前”(ベース)の質を上げる

          【カラダ】子どもにトレーニングは必要なのか?

          中学生にトレーニング指導をしている身ではありますが、子どもにトレーニングは必要なのでしょうか? 私の個人的な考えでは、子どもにトレーニングは必要ありません。 運動機能の機能不全 成長期とは、体全体の“機能”が成長しています。 細胞が増えたり大きくなったりすると同時に、その役割、働きも成長します。 臓器の場合は、おそらく、食べる・排泄する繰り返しで育っていきます。 筋肉と骨の“機能”は、動かすことで育ちます。 言葉を変えると、繰り返される動作、繰り返される姿勢で体が“学

          【カラダ】子どもにトレーニングは必要なのか?

          【ココロ】推しが薬物所持で逮捕された

          ネットでニュースを見た時は「Oh, no… Is it real??」でした。 なんだ自分の気持ちが消化できずにずっとモヤモヤしています。 なんだろう。知り合いでもなく、ただのにわかファン程度なのに。とてもやりきれない。 私がまだアメリカの語学学校へ通っていた時のこと。(大学前) 同じ語学学校で英語を学んでいたトルコ人の友人が話しかけてきました。 「同じホームステイ先に日本人の男の子が来たよ。高校生だけど、なんだかホームシックみたいだから話をしてあげて。」 当時私は1

          【ココロ】推しが薬物所持で逮捕された

          【ココロ】メンタル・トレーニング:中高生部活動支援について

          中高生部活動支援では、基本的に「チーム」指導です。 ココロの指導とは? 「メンタル・トレーニング」と思ってもらってOK。 実際は「脳」へのアプローチです。 私が中高生向けに行うココロの指導の最大の目的は、受講した中高生が自分自身で人生を切り開く力を身につけることです。 「人生を切り開く」というとおおげさに聞こえますが、人生を自分で自由に選択することを指しています。 成績が悪いから、運動神経が悪いから、親に言われたから、先生に言われたから、お金がないから、だから「この

          【ココロ】メンタル・トレーニング:中高生部活動支援について

          【カラダ】フィジカル指導:中高生部活動支援について

          トレーニング指導で何をするのか? 私のフィジカル指導の目的は、 「パフォーマンスを上げること」 「上手になること」 「強くなること」 です。 それには「強い姿勢」が必要です。 強い姿勢を作るには「使える体幹」が必要です。 使える体幹を作るには、「強い脚力」と「強い上半身」が必要です。 そのために、私は以下のトレーニングを重点的に指導します。 ・足・足首 ・股関節の強化 ・腹筋と背筋 強い姿勢とは ここではあえて“強い”姿勢としています。 一流のアスリート、一流の音

          【カラダ】フィジカル指導:中高生部活動支援について