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ダイバーシティって生きづらい?

こんにちは!中野実桜です。
Little Youでは、「誰もが生きやすい優しい未来をつくる!」挑戦をしています。
目標は、新たに100人にIROIROのこと、そして多様性のことを知ってもらうことです。
(ここで、IROIROってなに。となっている方は、是非こちらのHPを御覧ください!)
今回は、私が改めて考えた、「ダイバーシティ」についてお話します。
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今日はいいことがあった。
ワークショップに参加してくれた男の子が「宿題」を出してくれたのだ。

この宿題では、子どもたちが実生活の中で「困りびとカード」をつくる。
ゲーム中の主役となるカードだ。

この「宿題」は、つい先週始めた新しい取り組みだ。

今まで、ボードゲームIROIROを使ってワークショップをやりながらずっともやもやを抱えていた。
「結局、ボードゲームをやって終わり。だったら、私が目指す未来はつくれない」
「ボードゲームIROIROでは参加者の行動変容まで持っていけていない。」
それが課題だった。

活動を行う中で、そういった「はたしてIROIROは本質的なのか」という問いに加えて、多様性(ダイバーシティ&インクルージョン)自体に疑問を感じたこともある。

以前、とある若者が集まるオンラインイベントに参加していた時のことだ。
どういう流れかは忘れたが、こんなチャットが流れてきた。

「最近、ダイバーシティとか言われるようになってきたけど、逆にそういうこと言われるとつらい」

ドキッとした。

今まで「ダイバーシティ」を推める活動をしてきた。
でもダイバーシティ自体から苦しんでいる人がいるなんて、想像もしなかった。

自分は人を苦しめてるかもしれない。

鼓動が急に速くなって、身体から気持ち悪い汗がでてきた。

冷静になろう。
チャットの送り主にとって「ダイバーシティ」ってどんな風に聞こえているんだろう?

浮かんだ答えは2つだった。

まず、「ダイバーシティ」って聞いて「特別さ」を求められている。そう思うかもしれない。
社会でよく「ダイバーシティ」という言葉と目にするのは、
LGBTQ+の方たち、障碍のある方たち、外国から来た方たち...

多くの人にとって、自分とは遠い存在だ。

もちろんそういった方たちは、生きづらさを抱えていることが多い。
それでも強く自分らしく生きている。
ダイバーシティの当事者だ。

でも、本当にその人たちだけだろうか?

私はそうは思わない。

ダイバーシティは、全員が当事者だ。
ダイバーシティって、あなたの周りの人のこと、わたしのこと、そして あなたのことだ。

もう一つ考えた。
「ダイバーシティ」と聞くと「全部さらけ出せ」と言われているように感じる。そんなこともあるかもしれない。
「裸になれ」と言われているような、自分の皮を引きはがされるような気持ちになるかもしれない。

私は、ダイバーシティって、もっと、あったかいものだと思っている。

キーワードは『選択』
自分のどの情報を開示するかも選択できる。
自分の人生は自分で選択できる。

それが本当のダイバーシティだと思う。
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(プロフィール)

中野実桜(なかのみお)
立命館宇治高校 国際バカロレアコース2年生
サステナLabo IROIRO代表
ダイバーシティ・アテンダント・スペシャリスト

中学1年生時に参加したスウェーデン研修で、幼稚園の多様性教育に出会い衝撃を受ける。中学3年生でオンラインの起業家スクールに参加し、多様性を楽しく学ぶボードゲームIROIROを開発。2022年3月に制作費を募るクラウドファンディングで200万円の支援を得て、IROIROの製品化に成功。現在は、IROIROを使ったワークショップを学校や放課後教室で行っている。

HP:https://miomiosustainable.wixsite.com/iroiro
クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/430867
FaceBook:https://www.facebook.com/iroiro.diversity
Twitter:https://twitter.com/diversityIROIRO
Instagram: https://www.instagram.com/iroiro._.diversity/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCXd1Bu2RjCccxbj41X7dVPw


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