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本心。

ずっと焦っていたことにやっと気づけた。

うつになってから早く元気になりたいって焦ってたのには理由があった。

もちろん、自分自身が元気な時の自分に戻りたいって思ってたのもある。

でも、それ以上に大きかったのは家族や恋人に対する気持ちだった。

“同い年の子たちはみんな仕事を辞めず、うつになることもなく頑張ってるのにこんな娘で申し訳ない”

“私が元気がなかったら気に病むかもしれないから早く元気にならなくちゃいけない”

“いつまで休むつもりなんだと思われてるかもしれない”

“情けない、弱いやつだと思われてるに違いない”

“働かなくていいなんて羨ましいと思われてるかも”

こんなふうにずっと思っていたのに、この気持ちには蓋をしてなんてことの無いフリをしてた。

一緒に暮らしてる恋人に対しては“彼女らしいことができなかったら意味がない。土日は外出するのが普通だから出掛けよう”と思っていた。

でも、この気持ちが本心なのにそれをずっと誰にも言わず、ただ元気にならなきゃと焦っていた。

それが自分をより追い詰めてるとも知らずに。

母が今日近所のお店で知り合いの方に会った時に私の話をしたらしい。

そうしたら、その人は「元気になろうとしなくていいんですよ。誰でもなるものですから。真面目な人だからなってしまうものなんです」と言っていたらしい。

その言葉に少し泣きそうになった。

私はずっと自分自身が自分を許せてないから休めないのだと思っていたけど、どうやらそれだけではなかったらしい。

周りの人の気持ちに応えたい思いが強すぎて、結果的に追い込んでしまっていたみたいだ。

でも、そもそも“周りの人の気持ち”は私の思い込みが作り上げたものにすぎないのかもしれないと思った。

だから私はずっと今まで思っていたことを家族にも恋人にも話すことに決めた。

私の周りの人はきっと私が思っている以上に優しい。

大丈夫だと信じて明日打ち明けてみようと思う。

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