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私が読んだ本の記録

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読んだ本記録してます。 日常の中で本を読む習慣を。
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2022年11月の記事一覧

恩田陸「蜜蜂と遠雷」
こんなにも音楽が言葉で表現できるんだと衝撃を受けた一冊。一つのピアノコンクールに挑むピアニストたち。彼らの共通点は天才であるということ。天才視点のピアノへの向き合い方に音楽の向き合い方に原曲を聴きながら最後まで楽しませてもらいました。
上下巻もあるのに一瞬、

五十嵐貴久「Fake」
センター試験で完璧なカンニングを実行するというあらすじにめちゃめちゃに惹かれて高校2年の時に読んだ本。
一見、文庫本でも分厚くて読めるかなと思った次の日にはしっかり読破しました笑最後のどんでん返しが最強で、何より一人一人の個性豊かなキャラクター性が◎。

有川浩「フリーター、家を買う」
主人公のまっすぐさと、工事現場のおっちゃんたちの優しさ!!人生で、行き詰まった時に、こんな人に会えたら救われるなぁという出会いそのものが何より素敵な本。そして、誰もが抱える家庭問題。そんなデリケートな問題までも解決してしまう心洗われる一冊。

有川浩「図書館戦争1」
こんなにも名作で有名なのに、私はなぜ読んだことがなかったのでしょう、、?大好きな本を守り抜く、そんな組織がある世界ってどんな?、と思ったけどそれは強くてまっすぐな人たちが大切なもののために戦い抜く世界でした。話に並行して動いてる恋愛模様も気になりますなぁ、

角田光代「しあわせのねだん」
この本は改めてお金の価値観って人柄が現れるよなぁと感じた本。
角田光代さんの人柄とクスッと笑えるお金の使い方からなるほどと思えるエピソードまで。何度でも何度でもめくって読みたい一冊だった。

小松成美「それってキセキ」
これは、GReeeeNの話について書かれたもの。私が大学一年生の時に読んで、当時初めての一人暮らしだし友達いないしで寂しい時、大学って楽しそう。だってこんな素敵な出会いがあるかもしれないんだ!って思えた本。曲を聴きながら読むとさらにいい!

有川浩「ラブコメ今昔」
私は、有川浩さんのラブコメが大好きなので死ぬほど読むのですが、やっぱり何といってもこの自衛隊もの。命をかけて仕事をしている人ってどんな恋愛してるの〜?ってところからの始まりだけど、色んな人のあったかぁーい話が詰まってて好き。

村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
初めて村上春樹を手にしたけどとてつもなく読みやすかった本。彼が一緒にいた仲間は色彩を名前に持つ友達ばかりで1人疎外感を抱えていた。けど、それは彼から見たみんなであり、みんなから見た彼は全然違った。そんな視点が面白かった本。

東野圭吾さんの「パラドックス13」
隠れた名作と言われてるけどその通り。
恋愛小説読みがちだけど、こんなあり得ない世界にも飛び込んでみたくなる。
コロナが始まった時の自粛中に読んでたから自分もパラドックスの世界に入ってる気分だった(?)

有川浩さんの「クジラの彼」
仕事に夢にしっかり目標を持った人。そんな人と出会うのは難しく、出会えたらこんなにも素敵な恋愛が待っているのだと感じた一冊。

唯川恵さんの「肩ごしの恋人」
今年読んだ中で最高に震えた一冊だった。2人の女性の考え方と生き様。リアルにこんな人っているんやろうなと。多分いつかもう一回読みたくなる。