ひとり『風の便り』

真の尊敬というものは、お互いの近親感を消滅させて、遠い距離を置いて淋しく眺め合う事なのでしょうか。私は今は、生れてはじめて孤独です。

『風の便り』太宰治

この1ヶ月間いろんな過ごし方をしてきた。

・知らない土地で1週間暮らす
・一人暮らし
・実家に帰る

どれが居場所なのかはわからないけれど
決して独りを感じることはなかった。

知らない場所で出会う人の優しさとか
いつものまちにも、故郷を思い出す人との出会いとか
変わらない場所で過ごす幸せとか

人のいいところをたくさん見ることができた。

ひとりでは生きていけないなんて当たり前だ。

でも、孤独を感じたいときもある。
淋しくて恋しくなったりする不安は
人を強くする。