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八十八夜

いま、ここで忍従の鎖を断ち切り、
それがために、どんな悲惨の地獄に落ちても、
私は後悔しないだろう。だめなのだ。
もう、これ以上、私は自身を卑屈にできない。
自由!
『八十八夜』太宰治

「どんな悲惨な地獄に落ちても、私は後悔しない」
そう言えるってどれだけの覚悟なんだろう。

最近「自由」という言葉にすごく敏感で
ことあるごとに目に飛び込んでくる。

私を縛るのは私。
私の限界を決めるのも私。

自由を手に入れる覚悟をするのも私。

いまの「自身を卑屈にできない」と言う想いを
捨てる日には「自由!」って叫びたい。

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