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うつくしい景色『懶惰の歌留多』

数ある悪徳の中で、最も顕著の悪徳は、怠惰である。これは、もう、疑いをいれない。
よほどのものである。



よ、夜の次には、朝が来る。

『懶惰の歌留多』太宰治

どんな夜も明けない夜はない。
どん底でも楽しいことはある。

辛いなーとか寂しいなっていう夜が続いても
一晩眠ればまた仕事をしなきゃという一日が始まる。


どれだけ夜泣いたとしても次の日の朝は
何もなかったかのように普通の生活ができる。


どれだけ笑ったとしても、明けないで欲しい夜でも
必ず夜の次には朝がやってくる。


私に朝が来ない日が来ても、誰かには朝が来る。
そして、夜がきて、また朝が来る。

当たり前のこと。

でも、夜が来て朝が来るってなんかいい。

それと一緒。
どんなに泣いても次の朝はやってくる
諦めなければ朝は来る。




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