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カーテンをあける朝『古典風』


女の子は声を立てずに慟哭をはじめた。
美濃は少し愉快になる。よい朝だと思った。

『古典風』太宰治

ピンポーン。
ピンポーン。
2回目のインターフォンの音で目が覚める。

始業の2時間前。
まだ少しだけ寝たい。

でも、せっかく早く起きたからと思い
セブンイレブンの新商品のパンのお供に
自分でコーヒーを淹れた朝食。

結局、ぼーっとしていられなくなって
洗い物・洗濯をしながらのclubhouse。

朝、仕事のやる気が出ない人が話したり
こんな仕事をしてるんだーという人もいれば
社会がどうなるかと言う話があったり。
出会うはずのないひとたちが会話ができる。

早起きしなければ、出会うはずのなかった人の
人生を垣間見ることができるってすごい。

家の中にひとりでいるはずなのに
リアルに生きている人に出会う朝。

ちょっと早く起きたこう言う日は
「よい朝だと思った」

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