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惰眠『懶惰の歌留多』
私の数ある悪徳の中で、最も顕著の悪徳は、怠惰である。これは、もう、疑いをいれない。よほどのものである。こと、怠惰に関してだけは、私は、ほんものである。まさか、それを自慢しているわけではない。ほとほと、自分でも呆れている。私の、これは、最大欠陥である。たしかに、恥ずべき、欠陥である。
『懶惰の歌留多』太宰治
字面はカッコいい。
高尚な言葉に見えたりもするけれど
「怠惰」怠け者。
意思だけはあった。今日やりたいこと。
たくさん書き連ねた。この休みを楽しみにした。
でも、優先されたのは「睡眠」
いくら夜行性でも、朝6時に眠る生活はやめる。
12:00に目が覚めて、お昼を食べて、さていよいよ
好きなことを始めようとした瞬間に
「睡魔」
15:00から結局は22:00まで眠り続けた。
自分でも呆れている。
私の、これは、最大欠陥である。
たしかに、恥ずべき、欠陥である。
どれだけ眠りについても、眠たくて。
反動が来ることを理解していてもやめられない。
でも、夢を見た。
その夢が懐かしくて、戻りたいと思える夢だった。
あの頃は楽しかった。
夢には想像力がある。
今まで見たもの、聞いたこと、感じたことが
頭のなかだけではリアルに流れてる。
この瞬間は、惰眠の中でも楽しい時間。
よ、夜の次には、朝が来る。
一日中寝ていても、遊んでいでも
結局、夜がきたら朝は来る。
そんな当たり前が当たり前じゃなくなる日までは
私らしくいよう。
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