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やめる勇気『ダス・ゲマイネ』

面白くねえや。
君にはわるいけれども、僕は、やめる。

『ダス・ゲマイネ』太宰治

真っ黒の画面に映る自分の顔。
眉間にシワのあとをみて、心底嫌になる。

全部、全部背負い込むとその荷物が重たくて
抱えきれなくなってしまう。

仕事だってそうだ。
抱えられるには限界があるし、足らずもあって
私が完璧じゃないのに他人に完璧を求めすぎた。

いつだって、高いクオリティを求めようとするたび
息が詰まって仕方ない。

物事はすごくシンプル。

はじめる→つづける→やめる

これだけのことなのに、つづけるに執着して
視野が狭くなって、人としてギスギスしていたら
楽しくないな。と思った。

昔からよく考える「何のために生きるのか」。

今の私は仕事に振り回されて疲弊するだけ。
本当にありたい姿はそうじゃなかったはずなのに。

自分のことをどんどん嫌いになっていくから
そうなる前に重たいものを抱えるのはやめる。

挑戦することと疲弊することがイコールな時期も
少なからずある。

「面白くない」「やめる」って言えることも
勇気だと思う。

やめる勇気を持つ。

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