100円ショップに行ってきた

100円ショップに行ってきた。ダイソーやらセリアだ。神田橋先生も100円ショップを勧めているじゃないか。

気分屋が基本気質ですから、「気分屋的生き方をすると気分が安定する」という法則を大切 にしましょう。コツはまずくだらない事を遊び半分でやることです。価値の無い事、無駄 なことから始めましょう。そうすれば中途で止めてもがっくり来ません。価値あることを してしまうと、しんどくなった時に途中でやめられなくなるから、損です。逆に無駄なこ とをどんどんやるのは、治療に役立つから無駄ではありません。気ままに散歩するとか、 買わなくても良いから百円ショップに行ってみる、とかを薦めます。多様な刺激を脳に送 り込む事になるから、それが躁鬱病の人の脳に良いのです。

神田橋語録

それでダイソーやらセリアの棚を端から端まで眺めているのだが、特に欲しいものがない。僕は本屋とブックオフ以外では財布の紐が固いようだ。また、細々とした商品が大量に置かれているので、軽くパニックになる。何を買えばいいのか分からない。100円ショップは主に主婦層が活用しているのかもしれない。僕は主婦ではないので、これといってほしい商品が無かった。まあ、100円ショップに行くならホームセンターでいいな、という結論を出した。

神田橋先生的には、「気分屋的生き方をすると気分が安定する」らしい。また、「多様な刺激」が良いらしい。僕の場合、それが出来ていたのが、小学生くらいの頃だ。まあ、小学生というのは往々にして、気分屋で刺激に満ちているものだ。だから安定していたのかもしれない。精神を安定させるヒントは小学生の頃にある。それを神田橋先生や、坂口恭平さんが教えてくれた。

まあ、彼らが書かれていることを忠実に守っているような真面目さがいけないのかもしれない。要は「バカ」になるために「バカになる本」を読むような真面目さが僕にはある。まあ「バカになる本」を読む人は多分「バカ」なんだと思う。

僕の中で、神田橋先生の考えや坂口恭平さんは異端というか、「カリスマ」的なところがあると思っている。実際に、神田橋先生は「カリスマ」と言われているらしい。まあ彼らの考えが本当に正しいのかどうかは分からない。ただ、僕は彼らの考えが好きだ。正しいかどうかは知らないが、少なくとも読んでいて気が楽になった。

双極性障害における正統派は、加藤忠史さんであったり、YOUTUBE等で双極性障害について発信されている松浦秀俊さんだと思う。彼らは間違いなく正統派だ。ただ、例えば加藤忠史さんが出されているような分かりやすい双極性障害の本を読んでも気が楽にならない。「ああ俺は病気なんだ。薬を飲むよりほかない」という気分になる。また、松浦さんの双極性障害に関する内容も面白味にかける。ただ、やはり彼らは正統派であり、エビデンスに忠実であり、凡人あるいは、それ以下の僕が習うのは彼らにあるのだと思う。また、多くの精神科医はやはりエビデンスに忠実であると思う。神田橋先生のような精神科医はそこらへんにはいないと思う。まあそれでいいと思う。やはり僕の主治医もエビデンスに忠実であると思う。そりゃ感覚も大事だが、医者というのはエビデンスに忠実にあってほしいとも思う。

ただ、神田橋先生や坂口恭平さんのような考えの方が面白い。僕の中で二つに割れている。カンダバシ的躁鬱観とカトウ的躁鬱観だ。だから僕はミックスすることにした。神田橋語録や坂口恭平さんを参考にしつつも、加藤忠史さんが言うようにエビデンスに沿った薬の服用も大事だし、松浦さんがインタビューしている「普通の人」を参考にする。

そんなことより、100円ショップの活用法が分からない。また欲しいものが無かった。

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