私の初投稿はこれで

最近は色々友達と遊んだりしてリフレッシュしている。
だけど時々思ってしまう。
流産をしてしましった記憶と。
元恋人を失ってしまった事。

ふとした1人の瞬間、空を見上げるときにいつも思い出して心の中でそっと泣いている。
こんなにも自分が未熟で足りない人間なのかと思ってしまうんだ。

私は家族にあまり愛されて育たなかったから、人の愛し方というのを知らなかった。
だけど、それを恋人が教えてくれた。
それに優しさや厳しさも笑顔も。
私はその彼の事を一生死んでからもなんだかんだで好きだと思う。てか愛してる。

だから、突然彼が事故で亡くなってしまったときは受け入れられなかった。頭の中の整理がつかず、しばらくは死んでないと思っていた。
だけど、その死んでしまったという事実を徐々に受け入れて行くとそれを考えるだけで自分の心が苦しくなった。自分の心臓も止まってしまうのではないかと思ったが、神様は許してくれなかった。

でもねあなたが教えてくれた事が沢山私の中で大切にしていて、今もそれを意識しながら生きている。だから彼には感謝しても仕切れない部分が沢山ある。もっと一緒に時間を過ごしてみたかった。生きていればの話だったけど。
でも私たちはそう言う「運命的」な出会いであったと思う。

そして私の体力もメンタルも回復し始めたときに、バイトをし始めた。
やって数ヶ月覚える事が大変で忙しさに追われていた日々が続いた。そして少し謎な事が起こった。仲良くしてもらってた女の子の先輩が突然辞めて、連絡も途絶えてしまった。そんなこんなでバイトをしている時に、バイト先の一個上の男性の先輩にやけにからまれるようになった。

最初は全く気にしていなかったけど、やっぱりと思い店長に突然私もバイト辞めるかもしれません。と伝えた。
その日の帰り道のことだった。先に上がった先輩が待ち伏せして私の事をまっていた。
で、私の知らない人が1人隣に立っていた。
そしたら急にその知らない人に突然手を固く繋がれて全く離してくれなかった。
で先輩が喋り出した。

これ俺の友達の同級生。これからお前たちはお互いに愛し合って共に夜を過ごすんだな。
じゃあ俺はこれで。
と言うメッセージを最後に残して帰ってた。

私の手を繋いでいた人が話し出した。
そしたら、俺の家来てヤッて下さい。
そしてもっとお前(私)なんか不幸な人生を歩んでください。笑ってそう言われた。
私はずっと黙ってようかと思ったけど、流石に頭に来たから話した。どうして私を不幸にしたいのかと。でも不幸な人に構ってる暇があるのならもっと人に役立つ事をして下さい。

そしたら、だってお前クソ真面目な可愛い子だから不幸な目に遭って欲しくなった。
その会話を最後に彼の家に連れ込まれた。
そしてキスはなく突然服を脱がされて、私のおっぱいを触りながらこういった。お前のことを妊娠させてあげるから。覚悟しろよ。

と私は両手を塞がれていたので、抵抗する事もできなくて、ただただ指示に従った。私にとっては死んだ彼としかした事がなかったから。ほぼ初めての夜に近かった。だから入れる前に解されたけど、その後に徐々に入れられて苦しくて涙目になった。そしてその人は私の事を一切見なかったし視線を合わせてくれなかった。

結構私が涙を流して終わった。帰る電車も無かったから、彼のベットでシャワーで彼が出した液を掻き出したけど、最後までは掻き出せ切れなかった。不安のまま彼は先に床で寝てしまったので、ベットに上手く乗ってその空の暗さと明るさを見ながら、始発まで寝てしまった。

で、始発の時間になってその人の家を出た。
お腹の中が気持ち悪かったけど必死であるいた。妊娠したくないって思いが強かった。
だから予定を詰めつめにしてずっと歩きっぱなしで居た。

そんなある日のこと。私は生理が遅れていることに気がついた。
そしてやけに胸も張っててお腹も張ってくるしかった。これはヤバいと思い、薬局に行って妊娠検査薬を買った。親にバレないようにこっそりトイレで検査したら、みるみる赤い線が2本出てき始めた。怖かった。けど婦人科を急いで探さないとと思い、必死で探してたどり着いた。

けど、婦人科でエコーをしてもらってる時に写っていた、胎嚢と胎盤に繋がれてる貴方が可愛らしくて、初めて死んだ彼と思った事と重なった「幸せ」っていうのを感じた。つわりが始まってて結構嗚咽をしてたけど、こんなに私は幸せな気持ちになれたのは赤ちゃんのおかげだと思った。どんな結果であれ私は最後まで貴方のママでありたいと強く願った。

中絶の書類を貰い、その足でその人の家に向かった。向かうなり、彼はこういった。
「それ本当に俺の子?」「証拠は?」
妊娠検査薬とエコーを見せた。
そしたらそれを見ると手に持っていたライターで燃やし始めた。
私は辞めてって言ったんだけど、煙でむせて上手く伝わったのかすらもわからないままで、その人にビンタされた。その勢いで倒れて腕をついたものの、お腹にも衝撃がいったみたいで、少し痛かった。そんな人の家からなんとか逃げ切れた。

その帰りの電車を待つ間座って赤ちゃんに聞いた。私がこんな未熟なママでごめんね。お腹痛くしちゃったよね。結構苦しかったよね。
まだ少し、お腹の中でいて。私にママって自覚させてね。ってお腹を摩りながら言った。
そのお腹の温もりだけで私は幸せになれた。
暖かくて優しさの包まれた想いってこう言うのね。

少しママだって思えた。その時が1番赤ちゃんからの幸せが嬉しくて少し泣いてしまった。
でもそんな日は長くは続かなかった。
翌日母が仕事でいない時に、急激にお腹に激痛が走って立てなくなるほどだった。30分くらいベットの下でかがみながら戦ってやっと歩けると思った時にドロッとした何かが私の下着についた事がわかって家のトイレに行った。

そしたら案の定、胎嚢らしきものと血が大量についていた。血は止まらず流れ続けていた。
その時確信した。もう赤ちゃんは居なくなってしまったのだと。とりあえずナプキンつけて明日の病院まで待つことにした。
その日の夜はなんだか空が綺麗で月もめちゃくちゃ綺麗だった。私は眠りについた。

翌日になってエコーをした時に赤ちゃんが居るはずだった所には姿がなく、もうただ黒い模様だけが画面でいっぱいだった。
そして医者にこう言われた。綺麗に流れています。そして中絶の必要性はありません。なんて綺麗な流れ方だったのでしょうか。とても良い子だったのね。と言われた。

そうだね。私の赤ちゃんは良い子だったのね。
私に似て。と私は心の中で思った。
その時にスタバが飲みたくなって帰りはカフェモカの冷たいやつを頼んで飲んだ。
この美味さが身体に染み渡って、気分が少し晴れた。

でも、考えば考えるだけ心が苦しくて張り裂けそうだった。
しばらくはいろんな人からのメールは見る事もなく、スマホも触らなかった。
そんなある日、死にたいと思ってしまった。死んだ元恋人と赤ちゃんに会うためにあの世に行こうとしたけど、最後に私の事を1番気にしていてくるれてる人1人にLINEをした。
そしたら早く既読がついて返信が来た。
ので死ぬのはコレを返してからにしょうと思った。

そしたら話を全部聞いてくれた。
心が少し軽くなったのでまともな判断ができるようになった。
私は酸素吸わなきゃとその分生きてやろうと。
それで、色んな仲間に助けられて、今なんとか自分は生きているよ。
本当にありがとう。

ありがとう。ごめんね。どうか幸せで。

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