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国民と政府が一体となって対処した台湾、見て見ぬふりをした日本★台湾IT大臣唐鳳(オードリー・タン)【英語】

台湾のコロナ対応が素晴らしいので紹介します。そして日本でも時折取り上げられるオードリーさんがスマートで素敵♡

【難易度】★★☆☆☆(字幕あり・英語)
【どんな人?】
・唐鳳(オードリー・タン)さんは現在39歳のIT担当大臣。中学を中退して19歳でシリコンバレーでIT企業設立。社会起業家。日本の場合「型破りな起業家」というと、いろいろ戦ってきたためか威圧感のある方が多い気がするんですが、オードリーさんはすごく柔らかい存在感キープ。透明感。
・自らを「女性である」として、たまに女性の服装で生活しています。パートナーと猫と暮らしてます。
・周囲の反対にもかかわらず早々に義務教育に見切りをつけITの世界に没入できたのは、ネット空間において性別や年齢に関係なく専門的な意見を交わし、そこで認めてもらえたことが大きかったようです。

【どんな動画?】
・台湾のコロナ対策をまとめた動画です。
・19年12月31日の中国の李医師による警鐘を台湾の民間人がSNSで伝え、翌日には台湾政府が対応を始めました。台湾がコロナに対して迅速対応ができた原因の一つとして、民ー官の信頼を挙げています。
・台湾の対策チームは毎日ライブストリームを行い、市民からの声にも素早く反応しています。例えば、ある子供が「ピンクのマスクで学校に行っていじめられた」との訴えがあった翌日、対策チーム全員がピンクのマスクで会見を行いました。
・今や台湾ではコンビニでマスクが受け取れるらしいです。どれだけ日本の先を行ってるのか、すごいわ台湾。

【Lita39のツボ】
・WHOを責める声もありますが、Lita39は日本国民を守る義務は日本政府にあったと思います。政治(習近平来日)と経済(オリンピックと訪日客)を優先したため、国民の健康と収入は見て見ぬふりをされました。迅速に対応しようと思えば、台湾と同じスピードでできたはず。台湾のように民間の声に耳を傾けることもできたはず。結局、WHOも日本政府も同じ穴のムジナではないでしょうか。

【台湾、日本、WHOの対応と中国語動画世界について簡単な時系列】
2019年12月31日 中国人医師、李文亮が重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た疾患について警告
同日 台湾がWHOに対し新型肺炎について警告
★→このころ台湾は総選挙中でした!
1月1日 台湾が武漢からの入国者検査を開始
★→1月上旬から中国系ニュースでは、「武漢肺炎はただことではない」として武漢のパニックなどが盛んに報じられる。香港でマスク不足。
1月14日 WHO「人から人への感染を示す証拠はない」
1月16日 日本で初めて新型コロナウイルス患者を確認
1月23日 武漢市封鎖
1月24日 春節が始まり旅行客が日本訪問
★→1月下旬から武漢の市民記者が病院を取材し、ワゴン車の後部に積み重ねられている遺体など、実情を報道し有名に。
★→このころ24時間フル稼働する武漢の火葬場、統計に入らない死者数の多さなど、武漢の危機を訴える動画が相次ぐ。
★→Lita39は怖くなり薬局でマスクを1箱買い足し。まだ通常の値段でたくさん売っていました。
1月30日 WHO 緊急事態宣言も「中国の並外れた対策をたたえる」
2月1日 日本政府が14日間以内に湖北省に滞在歴ある外国人に入国規制
2月17日 WHO「新型コロナウイルスはSARS等ほど致命的ではない」
3月5日 習近平国家主席の来日延期を発表
同日 日本政府が中韓からの事実上の入国制限を発表
3月11日 WHO パンデミック宣言
3月24日 オリンピック延期を発表
4月7日 7都道府県に緊急事態宣言
4月8日 中国武漢市封鎖解除
4月17日 日本全国に緊急事態宣言

台湾の活動については次のサイトがわかりやすいです。
Taiwan Can Help

以上「国民と政府が一体となって対処した台湾、見て見ぬふりをした日本★台湾IT大臣唐鳳」でした。
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ではまた!


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