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継続することの難しさと習慣化のコツ

 皆さまこんにちはLIT代表のはるです。今回は、意外と難しい「継続」についてテーマにみなさまと共有していこうと思います。
 「水滴石を穿つ」や「ローマは1日にしてならず」ということわざがあるように、継続することの重要性がわかります。しかし、「継続」って難しすぎるって私は思うのですが、皆さまいかがでしょうか?
 今回の記事では、なぜ「継続」が難しいかをLIT的に分析し、その解決方法を提案させていただきます!

1. なぜ「継続」が難しいのだろう?

  私たちは、3つの理由があるのではないかと考えています。
 
 1つ目は、目的が不明瞭なことです。多く見られるケースとして、「テストの順位を上げる」という目的はいかがでしょうか?いつまでに?、どれくらい?と質問できてしまいます。これでは、目的が不明瞭ですよね。「次回の定期テストまでに、数学の点数を15点上げる」とすると、よりやらなければならないことが明確になり、モチベーションの低下を防ぐことが出来ると思います。
 
 2つ目は、自己正当化バイアスです。人間誰もが持っている自分の行動が正しいち思う込む心理的な偏りのことです。1回サボった理由を正当化するために、「継続」をやめてしまうことがあります。この原因と考えられることは、「やめてしまったから意味がない」と思っているのではないでしょうか?このマインドセットが「継続」の妨げになっているように感じます。やめないようにすることは重要ですが、やめてしまった時にすぐ再開できるように準備することが重要だと考えます。
 
 3つ目は、続けることを努力していることです。どういうこと?と思われた方も多いのでしょうか?これでは、なかなか定着できないと思います。なぜなら、「決定疲れ」が起きてしまうからです。

人間は、一般的に1日に35,000回もの意思決定がなされており、正しく意思決定できる回数にも制限があると言われています。続けることを努力しているということは、続けることに対して、意思決定がなされています。決定疲れが起きた状態で、「継続」することに努力が必要なら、やらないという意思決定がなれ、1回辞めてしまうと、2つ目で話した理由で「継続」ができなくなってしまいます。

 「継続」することに努力しない工夫、つまり仕組み化が必要です。具体的には、毎日必ずすることにひも付けるということです。例えば、「夜ご飯を食べ終わったら、勉強机に座る」や「歯磨きをしたら、筋トレする」などです。こうすることで、最も大変な「始める」作業を意思決定することなく、できると思います。

2.LIT流習慣化の方法

 私たちが、習慣化でおすすめしている方法をご紹介します。これができているかチェックしてみましょう!前提条件として、目標を適切に設定できているとします。目標の適切な設定方法が知りたい方は、いいね!、コメントで教えてください。

 1つ目は、ちょこっとでもいいから毎日やることです。これを基本スタンスとすることで、「継続」がしやすくなります。これがサボりをしにくくするポイントです。例えば、2日1回ジョギングをすることを継続したいとすると、雨が降っていたりすると、明日でやろうとなり、自己正当化バイアスにより、2日1回が、3日1回、4日1回で結局やらなくなってしまいます。これを防ぐために、どんな状況だとしても毎日やるための「仕組み」を構築することです。
 自分がどこに面倒くささを感じるかを分析します。私がジョギングを継続したいとするなら、私の敵は、着替えです。私が考える対策は、お風呂に入るをトリガーとして、着ていたものを脱ぐとき、ウェアに着替えて、ジョギングしてからお風呂に入るようにするか、ジョギングする時間を決めて、どんな服装でもジョギングをすることです。私にはあまり効果ないですが、お気に入りのウェア、シューズを買って着替えたくなるようにすることも良い作戦だと思います。

 2つ目は、サボったときの対策を考えておこうです。私もよくサボってしまうことがあります。あーサボってしまったと何度も自分の不甲斐なさにガッカリして、モチベーションを下げてしまいました。継続をするための工夫は重要ですが、それと同等にサボってしまったときの対策も重要です。
 サボる理由には、自分でコントロールできる内的要因と自分ではコントロールできない外的要因です。自分でコントロールできる内的要因では、自分がどういうときにモチベーションが下がるかやる気がでないか分析しておきます。私は仕事で理不尽なことを言われ、イライラしてるときや二日酔いの時です。二日酔いの対策は簡単で、お酒を飲む量をコントロールすることや二日酔い防止の対策をしておくことです。

 仕事で理不尽なことを言われ、イライラしてるときの対策はとても難しいです。最高の対策は、イライラしない事ですが、これはほぼ無理ですよね。可能なのは、ブッダか阿闍梨などくらいでしょう。私は喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプなので、仮眠をとることで、冷静になってから実施するようにしています。

また、外的要因については、ケースバイケースで対策を考えておくことです。ジョギングなら天気が悪いときにやることを考えてたり、勉強なら体調不良のときの対策を考えておくことです。天気が悪いときは、部屋の中で筋トレするや体調が悪いなら、いっそのこと休みをして早く治すなど対策を考えておくことです。

 3つ目は、計画や進捗などの記録を付けることです。意外とやっていない方も多いのではないかと思います。進捗を記録することは、習慣化の過程で非常に重要です。毎日の取り組みを視覚化することで、達成感を感じやすくなり、モチベーションの維持に繋がります。例えば、カレンダーに達成した日をチェックしたり、専用のアプリを使用してデジタルで記録したりする方法があります。連続して達成できた日数が増えると、「途切れさせたくない」という心理が働き、継続する意欲が高まります。
 さらに、進捗を記録することで、自分の成長を客観的に確認でき、何がうまくいっているか、どこに改善が必要かを分析する助けにもなります。記録はシンプルであるほど続けやすく、定期的に振り返ることで、達成感とともに習慣の強化が図れます。
 
 計画や進捗の記録におすすめな本を紹介します。私はこの方法で、自分の行動を振り返りをしています。最初は時間がかかりますが、すごく効果的ですので、手にとってみてください。


まとめ

 今回は、「継続」をテーマに記事をかいてみました。「継続」が難しい理由として、目的が不明瞭、自己正当性バイアス、続けることを努力していることを上げさせていただき、習慣化のコツとして、毎日やること、サボってしまったときの対策を考えておくこと、記録をつけることを上げさせてもらいました。
 これだけで、続けられるようになれば、苦労をしている人は少ないと思いますので、仲間と支え合うコミュニティやアドバイスするサービスなど検討していますので、続報をお待ちください。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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