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フリースタイルの多様性
本ブログでは「Hip Hop x教育 / 社会貢献」をテーマにした記事のみを基本的に扱っているが、本日は番外編短編エッセイ的にこのテーマとは関係ない記事にしてみようと思う。
本日のテーマは「フリースタイルの多様性」ということで、主にアメリカで進化し続けているラップ・フリースタイルの現状を紹介したい。
言うまでもないが、ラップのフリースタイルとは即興でラップをすることであり、日本においては昨今のフリースタイル・バトルでその認知度は大衆に大きく広がっている。
ヒップホップの本場アメリカでは、そのフリースタイルが即興の域を超え、「+α」のフリースタイルへと進化し、そのスタイルが多様になっている。
以下に紹介するのは「トピック・フリースタイル」、「手に持ったモノフリースタイル」、「リバース・フリースタイル」の3つである。なお、主にアメリカのフリースタイルを紹介しているため、動画は英語になるが、英語を理解できる・できないではなく、各スタイルの本質的部分を掴んで頂ければ幸いである。
トピック・フリースタイル
同スタイルは、他者に与えられたトピックに関連した内容を即興でラップするスタイルである。なお、このスタイルは日本でも確認されており、ラッパーのSKY-HIが得意としている。
Mistah F.A.B(2分頃から)
SKY-HI
(ニコ生動画のコメントをピックしながらフリースタイル)
手に持ったモノフリースタイル
同スタイルはトピック・フリースタイルに類似しており、即興を披露するラッパーが手にとったモノに関してラップするスタイルである。以下紹介するSupernaturalはフリースタイルの神的ポジションであり、9時間以上フリースタイルし続けた世界記録保持者でもある。
Supernatural
リバース・フリースタイル
同スタイルは、「リバース」つまり一度フリースタイルした内容を逆にラップしていくスタイルである。このスタイルでフリースタイルできるラッパーは以下紹介するJoyner Lucas以外に筆者は確認できていない(非常にレアなスタイル)。
Joyner Lucas
以上多様なフリースタイルを紹介したが、筆者は日本語ラップももちろん大好きであるため、日本でも上記のような様々なフリースタイルの種類が生まれることを熱望している。
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