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大谷翔平選手のようになりたい

私はしがないサラリーマンであり、プロ野球選手を目指している人ではないことは誤解ないように初めにお伝えしたい。

そんな私だが、会社で今後のキャリア目標を書く欄に、大谷翔平選手のような人間になりたいと書き続けている。
大谷翔平選手のように複数のスキルで専門性を発揮していきたいという想いからそのような目標を掲げ続けている。

そのような目標を掲げるようになったのは、若手時代に読んだ堀江貴文さんの『多動力』がきっかけになっている。
書籍内で紹介されていた元リクルートの藤原和博さんの「レアカードになる方法」という部分に強く引かれた。
「レアカードになる方法」とは100人に1人の存在の領域を3つ作れば、掛け算的に100万人に1人の存在になれるという考えである。

例えば営業職の人100人がいたら、その中で1番になれるようにまずは極める。
藤原さん曰く、あくまでも100人に1人になるには、1万時間を投じることでその道のプロレベルにはなれ、100人に1人になることは可能とのことだ。
仕事などで平日5時間くらい時間を投じているのであれば、約10年で1万時間を投じていることになる。
ちなみに世界各国で義務教育の時間として割り当てているのが約1万時間くらいとのことで、子どものうちに基礎的な学習を習得するのに約1万時間かけているとのこと。
ある程度の質を高めるには、まずは量をこなすことだと考えられる。

特別秀でた才能がなくても、自分の価値を高めていくためには、100人に1人の存在になる別の領域を増やしていくことというのが「レアカードになる方法」ということである。
例えば先ほどの営業の領域で100人に1人の存在になることができた人が、経理の領域でも100人の1人にもなることができたら、営業と経理の両方の専門性も持っている人材となる。
そのような人材は100人に1人 ×️ 100人に1人 = 1万人に1人しかいない人材と考えられる。
さらにもうひとつ別の領域で100人に1人となるスキルを身につけられると、100万人に1人しかいない人材となる。
そうなると自身の価値の希少性が高まり、他に同じような人材は少なくなる。

振り返ってみると、私がこのような複数の専門的なスキルを保有し、自身の価値を高めるというような考えになぜ強く共感し続けているのかというと、自分が憧れる人の要素との共通点が見られることも影響していると考えられる。

例えば私が最も尊敬する人物が森山未來さん。
森山未來さんは『モテキ』の作品から猛烈に好きになったのだが、ダンスと俳優という2つの非常に優れたスキルを持っている。

また、私が過去にnoteでも紹介した星野源さん。
俳優であり、歌手であり、ラジオDJであり、エッセイストであり、多彩な才能の持ち主である。

大谷翔平選手も言わずもがな、投手であり野手であり、日本や世界に夢を与える人物であり。
上記で挙げた方々は100人に1人どころではなく、各分野で非常に優れている方なので引き合いに出すのも失礼にあたると思うが、私が目標とする方向性の先にいる究極の存在である。

私も今のサラリーマンで行っている仕事の領域だけでなく、他の領域でも専門性を高めて行きたいと思っている。
私の究極の理想像は、1つの領域での関係者から、他の領域の専門性を感じてもらい、ギャップ萌えを感じてもらうことだ。
というのは冗談半分であるが、様々な人間的な魅力のある人材になりたい。

noteもそのような思考の元、面白い文書を書くというライティングスキルを極めるための訓練で書いている。
この文章も私の1万時間の訓練のひとつにはなってしまうが、そんな訓練の中で生み出された言葉でも、誰か1人の心に届いてくれると嬉しい。

参考書籍
『多動力』堀江貴文

『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』藤原和博

#なりたい自分
#エッセイ

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