見出し画像

オススメしたい児童書、「先生ががんになっちゃった!」

 図書館で児童向けのがんの本を読みました。「学校の保健室」というシリーズの中の「先生ががんになっちゃった!」(編著:宇津木聡史 出版社:星の環会)という本です。

 その名のとおり、担任の先生ががんで入院することになった子ども達が主人公。担任の先生を心配した子ども達は、養護の先生に話を聞きに保健室へ向かいます。保健室で養護の先生と一緒に、がんについて学んでいく、というストーリーです。

 がんとはどういった病気なのか、どうすればなおるのか、がんになった人を助けるには、など、さまざまな切り口からがんについて考えることができる1冊です。イラストも多く、わかりやすい説明なのですが、放射線治療などについてもかなり細かく説明がされているので、大人が読んでもとても勉強になります。私もがんの経験者ではありますが、知らないことがたくさんありました。

 日々の治療や手術などで、目の前にあることをこなしてはきていますが、治療が落ち着いた今、あらためて「がん」という病気そのものをじっくり知ってみようかな、と思います。親子で一緒に読むのもいいかもしれません。オススメです!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?