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エステサロンで過去の自分をリセットする

皆さんは、エステサロンに何を期待して訪れますか?

「シミを薄くしたい」
「ニキビ肌をなんとかしたい」
「シワを薄くしたい」
「小顔にしたい」
「痩せたい」・・・・などでしょうか?!

私はスキンケアサロンとエステティックスクールを仕事としていますが、お客様のほとんどが

「迫りくる老い」
  又は、
「既に現れた老化の兆候」に焦りを感じ、
「これ以上老けたくない!何とかしたい!」
そんな思いでご来店されています。

肌のお悩みは皆さんそれぞれですし、年代によっても違いがあるかと思うのですが、
どんなお悩みであってもそれは、
「今日より前の過去の生き方、又はライフスタイルが作り出した結果」です。

歳をとれば誰でもシワもシミもたるみも出ますが、みんな同じ出方ではありませんよね。
同じ年の方でも見た目の印象は全く違うもの。
10歳以上違って見えるなんてザラです。

若い方も同じ。
早くからシミに悩む方もいれば、ひどいニキビに悩まされる方も・・
同じ悩みを持っていたとしても程度には随分と違いがあったりもします。

それは今まで何十年と生きてくる中でそれぞれのものの捉え方やこだわり、ライフスタイルがみんな違っていたからです。


私が言いたいのは過去を責めることではありません。
流行に流されていた頃の自分、みっともない生き方をしていた時の自分、
頑張って必死だった自分、苦しいくらい悩んでいた自分、

どの自分も認めて受け入れた上で
肌に現れたトラブルとともに要らないものは捨てて新しい自分になってほしいと思うのです。



 例えば濃くなってきたシミ。
私たち昭和生まれの40代〜は、若い頃から紫外線対策なんてしてこなかった人が多いはず。

 だって、健康的な小麦色の肌が良し!とされていましたから。
私も同じく・・^^;
むしろ黒くなるためにわざと日焼けするためのクリームを塗って屋外に出たり仕事をしていました。紫外線を浴びた年月に比例してシミの出方は違ってきますから、今、シミがあるのはむしろ自然とも言えます。


 また、[みんな一緒・・]それが何より大切だったあの頃。それから先の未来の肌のことを考えることなんて全くありませんでした。歳を重ねた自分なんて想像すらしなかった。
上司に嫌味を言われながらも、保育士として子どもたちの笑顔を励みに一生懸命働いていた若かった頃の自分。
育てるということへの責任の重さや、父兄との関わり、満足に仕事のできない自分への苛立ちから、甘いものを食べることに走り、顔には常ににきびがありました。


時代とともに便利な生活となる反面、
ファストフードの発達や、ストレス社会、環境問題・・
[みんな一緒じゃなくてもいいんだよ]と言われる時代になり、自分の意思で何かを選ぶこと、人と違うことをしていても理解される自由が謳われても、組織の中での毎日にストレスを募らせ、心や身体に大きなダメージを受けている方も多くいます。

美容上の悩みやトラブルもこうした生活の変化に対応してきた結果現れてきたもの・・。
現代は多岐にわたる様々な要因で、私たちの身体をつくる約60兆個の細胞たちは酸化というストレスにさらされ、あるときは病気になり、あるときは肌に何らかのサインを見せてきます。


でも、

「だから、仕方ない。」
「今更なにかしたって・・・」
そんな風に思わなくて大丈夫。


過去を自分で選んでそうしてきたように、
未来も自分で思ったとおりに作るものです。


その時代を自分なりに一生懸命に生きてきたことは「頑張ってたなー私!」って褒めてあげて!
そして、もしも出てきてしまったトラブルがあるのなら・・

リセットすればよいのです!

エステティシャンは人の肌に触れてその方の[元々ある良い状態]に戻すお手伝い、またはより良い状態に向けていくことが仕事です。
心と身体を開放することはエステティシャンの手から、知覚神経を通して脳に伝わることで叶います。

また、知識と技術とテクノロジーを総動員して細胞に働きかけ、元気と活力を与えるためすべての意識をお客様に向けていくのがエステティシャン。
それは全て、お客様にこれから先の人生が豊かになってほしいと願うからです。

一昔前と違って、エステティックサロンは特別な人が行くところではなくなりました。
まだまだ海外のようにはいきませんが、
エステティックの発祥の地フランスでは、歯の定期検診や美容室に行くのと同じく定期的にエステティックサロンに通うことが日常です。
日々の生活や環境によって肌に起こりうるトラブルのリセットや悪化の予防がライフスタイルに組み込まれているからです。

エステティックの捉え方は海外と日本では少し違いもありますが、
トラブルが起こる前の予防、そして起こってしまったことをリセットする為のケアは、病気の予防と治療と考え方は同じではないでしょうか?

ぜひ、信頼できる「あなたの肌のかかりつけサロン」を見つけて、二人三脚で美と健康を叶えましょう!

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