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HSPさんの共感スイッチOFF②
「その苦しみはあなたのものではない(著)大嶋信頼」読んだ。タイトルのとおり、苦しみの原因は必ず自分にあるというわけではなく、他人のものに共感しているせいかもしれない、という内容だった。
足の痛みが他人のせいだとすれば。自分の走り方が悪いから痛いという原因ではなく、通りすがりのおじさんの足の痛みに共感して痛くなってしまった。というお話。
心理学でいうと「外在化」では?との事でした。
確かになんでも自分に原因がある、と思っているうちは私も解決しないことが多かった。自分で解決しようと思っているうちも解決しなかった。
この本中で紹介されていた催眠のコツが(外在化を直接解決する方法として紹介されていたわけではないけど)
HSPさんやエンパスさんが「何か」に自動的に共感・共鳴して振り回されるのを止めるのにいいんじゃないかな?
と私なりに感じたのでひとつご紹介。
今いる場所で、見えるもの聞こえるもの感じるものの中で「好き」なものを声に出して言葉にする
という方法を紹介したんだけど
これって
「好き」っていう感情は、本人の能力につながっている部分も大きくて、能力っていうのはつまり無意識にできることでもあるし
好き、は自分の本音。本音っていうのは意識よりも深いこれも無意識の領域。
知らず知らずに共感させられている原因を、自分の中から「追い出し」たり、「切り離し」たりっていうイメージもいいけど私はそれだけだと足りない気がしている。
自分の本音や自分軸、ゴール達成の状態に「没頭」して、いわゆる「フロー」状態を目指していてやっと私は効果を感じる。
「脱・共感」「脱・振り回され」はじぶんの本音に没頭すること
HSPさんやエンパスさんはそれこそ無意識に何かに共感共鳴してしまうんだから、無意識レベルの自分の「素」「本来の姿」=「本音」にチャンネルを合わせられるようになると便利ですから
誰かのまねとか常識とか、社会通念上そうだから、とか一般的には、とかではなく「本音」。
なので、無意識の本音にアクセスすることで、自分自身ではないものへの共感から抜ける、という方法でした。
見える聞こえる感じる、などの五感は感情とつながっている。
特定の五感情報に意識を向ければ感情は以外とかんたんに変えられるんです、というお話でした。
今回は催眠の先生の本、ということで、、、私のコーチングと催眠は直接は関係してないけどついつい読んでしまう著者なんですよね私。読書が趣味なので
今回の方法は「見て」「聞いて」「感じて」と心のなかでつぶやく、というものでした。
シンプルだしどこでもできる
見て1.2.3.4聞いて1.2.3.4感じて1.2.3.4位に間をとると良いとのこと。
最初に思ったのは、
思考だけが自動的にぐるぐる考え続けてしまうような時
や、
苦痛なのについつい一方的に話を聞き続けてしまう餌食になってしまう人
なんかに良いのでは?とも思いました
五感に届いているものを受け取ることで、「いまこの瞬間」の自分の心がよりはっきりする。
著者によると、五感にひとつひとつ注意を向けることで脳が活性している特定の感情や特定の言葉の部分の血流のかたよりをなくす
ということらしいです。なるほどそうなんだ。
ネガティブ感情の扁桃体と、抽象度の高い前頭葉という対比ならわかる気がするけど、脳って複雑ですからね。
そういう特定の研究があるんでしょうね。
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