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同じ誕生日の人たち

同じ誕生日の人と出会ったことありますか?

私と同じ誕生日の人を8人会いました。
ちょうど自分の誕生日も「捌」なので、
少し綴っていきたいと思います。

『すべての出逢いは“偶然”ではなく“必然”』

先ず、同じ誕生日の人と出会う確率について考えてみましょう。

1年(閏年を除く)は365日あるので、
自分と同じ誕生日の一人と出会う確率は
1/365×100=約0.274%です。
こんなわずかの確率で、
8人も出会った私からみると、
まさに運命的な出会いと思っています。

同じ誕生日の8人

最初の2人は私が学生時代に出会い、
実はあまりいい思い出はなかったです。
のちの6人は大人になってから出会いました。
さらにいうと、6人のなかの2人は、
本人同士で確認しあっていないが、
周りから聞いています。
でも、やはり自分と同じ誕生日なだけに、
親近感が湧いてしまうのです。

壱人目

同じ誕生日の人1人目に出会ったのは、
私が小学校1年生の6歳の時で、
同じクラスの男の子でした。

台湾では、誕生日の人がこのフルーツグミをクラスメイトに配る習慣がある。

それは4年生の時の出来事でした。
台湾の慣習でもあるが、
誕生日の人がフルーツグミをクラスメイトに配ります。
その日は、みんなと同じ、先生がいない朝学習の時間に、
フルーツグミを配りました。
「先は、Yくん(名前はもう覚えていない)からももらいましたよ。
もしかして、同じ誕生日❓運命的だね❗❗2人が結婚しちゃえば❓」と
一人の女の子が言い出して、
クラス全員が騒ぎはじめました。

その後、先生が職員会議から戻ってきて、
騒がしい私たちに
「こんなものを朝学習の時間に配るからよ!」と怒りました。

せっかくな誕生日なのに、
悲しい一日のはじまりとなって、😖
以降、フルーツグミを持っていくことがありませんでした。

弐人目

同じ誕生日の人2人目に出会ったのは、
ニュージーランドの高校の同級生でした。
ニュージーランドの夏休みは、
クリスマス🎄と重なっているので、
12月上旬から1月下旬まで休みとなっています。

ニュージーランドのクリスマスツリー🎄

KiWis(ニュージーランド人)は、
その長期休暇を利用して
海外旅行や自国に帰ることが多いです。
そのため、
毎年の年末年始のNZDは激落ちします。

そして、
私の誕生日はちょうど夏休みにあるので、
友だちほとんどニュージーランドにいませんが、
その15歳の誕生日に
なぜかその年に帰る人が少なかったので、
友だちと誕生日パーティーをすることにしました。
しかし、いざと友だちに招待すると、
皆さんは先約があって、
結局昼間しか来れないことをわかりました。
そして、その先約とは、
同級生であるもう1人の誕生日パーティーでした。
しかも、彼は転校(帰国)する予定なので、
これで最後の誕生日パーティーで、
皆さんは送別にも行きます。
当時は同級生のなかでカップルが多かったので、
そのカップルたちだけ誘われました。

ここまでは
私にとって残念の話ばかりでしたので、
自分の誕生日は悪の日
あまり好きではなかったです。
しかし、のちに出会った方々のおかげで、
今は、
例え自分一人だけになっても、
楽しく誕生日を祝える自信があります。

参人目

同じ誕生日の人3人目に出会ったのは、
大学時代で、ミクシィ(mixi)で出会いました。
私よりずっと上の二児のお母さんです。
彼女は私がミクシィで会った別の方の友だちです。
そのお方の「マイミクシィ」から偶々知り合って、
そしてプロフィールで同じ誕生日だということを知りました。

最初は、ネットで知り合って終わりだと思ったものの、
今は私の日本の実家のように彼女のところに伺います。
時は2008年。
その年に国際交流員として日本に来たばかりの年でした。
お盆の間に、行くところもない私に、
彼女が実家を誘ってくれました。
いる間に彼女が休みを取ってくれていましたが、
吹奏楽の練習だけは休めなかったです。
下手だけど、
自分も少し吹奏楽の経験があるので、
一緒に行きましょうと言いました。
また、パートについて聞いてみたら、
まさか同じ「クラリネット」でした。
それで一気に親近感を覚えてしまいました。

そして、
ちょうど私が赴任と同時期に、
彼女の吹奏楽団には
新しいALTの先生も来ました。
同じくニュージーランドからきた
台湾生まれの人だそうです。
それで、ますます行ってみたいと思いました。
そして、彼女の吹奏楽団に行ってみたら、
噂のALTの先生は、なんと、私と同じ時期に、
一緒にニュージーランドから出発したALTのなかの一人でした。
さらに、
うちの息子のことですが、
あちらのおばあちゃん同じ誕生日でした。

違う国に生まれ・育ち、
そして、
年もかなり離れているのに、
それでも出会えて、
また、向こうの家族はうちの家族の誰かと同じ誕生日のいうのは
やはり、不思議なご縁を感じています。

肆人目

同じ誕生日の人4人目は、
今住んでいる場所に引っ越してきてからの話です。
近場のイベント会場に、偶々国際交流のブースがあって、
そのニュージーランド出身の彼女と出会いました。

話してみると、
彼女も私と同じく国際交流員でした。
JETプログラム終了後に、
観光協会に勤めていて、
その日は久々ニュージーランド紹介するイベントで来たそうです。
FaceBookでつながるようになってから、
私と同じ誕生日だということを知りました。
さらに面白いのは、
彼女の旦那さんも私の旦那と同じ、
公務員でした。
おととし、彼女はニュージーランドに戻って、
今は日本語を教えています。
そのおかげで、昨年はオンライン交流会ができたのです。
そして、住んでいる国はちがうのに、
去年、流行りの病気にかかった時期もまったく同じでした。

ちなみに、会ったのはそのイベントの一回限りでしたが、
その後もなんだかんだの形で色々と繋がっていることを、
すごく幸せに思っています。

"When is your birthday?" 伍~捌人目

壱~肆までは一人ひとりを分けて、
書きましたが、
なぜ❓ここからは一気にまとめるかと不思議に思う方もいるかと思います。
それは、私の現職に関係あるからです。
今は英語を教えています。
初級の授業では必ず出る表現の一つは・・・
"When is your birthday?"
その中に出会った人4人ですが、
2人は私の教え子で、
もう2人は教え子のお父さんやお母さんでした。
普段は勉強の内容や、
それぞれのお子さんの状況についてしか
話していませんので、
相手は自分に似てるかどうかも、
あまりわかりません。
でも、やっぱり自分と同じ誕生日と知って、
驚きそして嬉しい気持ちになるのは変わりません。

長い文章となりましたが、
最後まで読んでくれることを
感謝しています。

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