技術への好奇心を育む環境 L is Bで見つけた理想のエンジニア像
L is Bでは、2020年から新卒エンジニア採用を開始し、積極的に採用活動を行っています。今回は、2023年4月に新卒でL is Bに入社した吉野さんにお話を伺いました。
「価値ある一週間」や学生と真摯に向き合う面接官の姿勢が入社の決め手
――吉野さんの現在の業務内容と学生時代学んでいたことを教えてください。
新卒でL is Bに入社し、direct開発部のWebチームに配属されました。現在は、Web版のdirectの機能開発や改修、アクセシビリティの向上などに取り組んでいます。学生時代は、情報工学を専攻しており、AIを用いた画像生成について学んでいました。
――就職活動について教えてください。どのような軸で就職活動をされていましたか?
自分のやりたいことを手を挙げたら任せてもらえる環境の企業を探していました。また、リモートワークができたり、フレックスタイム制度を利用できたり、柔軟な働き方ができるところがいいなと思っていました。
また、自社サービスを開発している企業を中心に見ていました。ユーザーの要望を反映してサービス開発を行い、お客さまから嬉しいお言葉をいただいた瞬間がエンジニアとして働くうえでの達成感や喜びに繋がりそうだなと思っていました。また、サービスがどんどん良くなる過程を見れる点も、自社サービス開発の良いところだと思っていました。
会社規模へのこだわりはありませんでした。大手企業は経営が安定しているイメージがありますが、何か物事を進めるにしてもしっかりルールが決まっているため、裁量があまりなく、業務の自由度は高くなさそうだと思っていました。そう考えると、自分にはベンチャー企業のほうが合っていると思っていました。
――L is Bの選考で印象に残っていることはありますか?
二次面接の時、個人で開発したWebアプリについて、面接官の城戸取締役からフィードバックをいただいたことが印象に残っています。その時、もっとこうすれば誰かの課題解決に役立つアプリになりそうだねと具体的にフィードバックをいただきました。
他社の選考でも開発したアプリを見てもらいましたが、アプリをより良くするためのフィードバックをもらえたのはL is Bだけでした。
――では、L is Bへの入社の決め手を教えてください。
入社の決め手は2つあります。1つ目は、一次面接から最終面接まで関わってくださった面接官のみなさんが真摯に向き合ってくれた点です。また、面接後のフィードバックがとても丁寧だったことが印象に残っています。他の企業から面接後のフィードバックはありませんでしたが、面接で自分の話をよく聞いてくださり、良かった点などを教えてもらえて、一人一人に向き合ってくれる会社なのだなと感じました。
2つ目は、「価値ある一週間」というエンジニアが勉強できる期間を設けている点です。会社側が技術力のキャッチアップを支援してくれていて、エンジニアのスキル向上がサービスの品質向上に繋がることを理解しているのだなと感じました。そういう環境で、私ももっとスキルアップしていきたいと思いました。
自由な働き方だからこそ能動的に動くことの大切さに気づいた
――実際にL is Bに入社して、苦労したことはありますか?
個人でWebアプリ開発の経験はあったものの、社会人になって開発業務に入ってみて、実務経験がなくてとても苦労しました。最初は本当に分からないことだらけで、ソースコードの内容も調べながら少しずつ理解を深めたり、開発で使用している技術のことも調べながら進めていく必要があったため、1つのタスクを完了させるのにものすごく時間がかかりました。
また、L is Bのエンジニアは基本的にリモートワークで働いており、チャットで相談をすることが多く、相手にちゃんと伝わるように言語化するのが大変でした。配属されて間もない頃は、何が分からないのか分からない状態でした。direct開発部のWebチームでは、毎朝ミーティングを行っていて、そこで困りごとを直接相談していました。ミーティング以外でも、個別でGoogle Meetを繋いでもらって質問できる環境だったため、自分で考えても分からないことがあるときは、そこで質問するようにしていました。
フォローは手厚いと感じていましたが、エンジニアとして自分で調べる力は必要だと思っているので、ある程度調べてから質問することを心がけていました。L is Bでは配属後すぐに開発業務に従事することになるため、自分で調べることも分からないことを質問することも自分から能動的に動かないと置いていかれるなと思いました。
――うまくいったことや、やりがいを感じたことはありますか。
自分で一から実装した機能がリリースされてお客さまに使ってもらった時はやりがいを感じました。具体的にはdirectの組織の並び替え対応を担当しました。タスクは上司と相談しながら決めることができるのですが、上司から「やってみる?」と声をかけてもらえたので、担当することになりました。
機能追加にあたり、UI部分の作り込みを外部デザイナーとすり合わせをしたり、処理の実装部分を仕上げていきました。
――ちなみに、入社の決め手でもある「価値ある一週間」はどのように過ごしましたか。
L is Bのサービス開発とは直接関係のない技術になってしまいますが、フロントエンド周りの知識を深めたいなと思っていたため、Reactの勉強をしていました。directのフロントエンド開発はVue.jsを利用していますが、Reactを勉強している理由としては、利用者が多いので情報が多く、Reactのほうが将来性が高い技術だと思っているからです。
価値ある一週間以外でも技術のキャッチアップを続けていて、最近はNext.jsやTailwind CSSなどを学んでいます。
L is Bで見つけた理想のエンジニア像
――今後、どんなエンジニアになりたいですか?
フロントエンドエンジニアとしてスキルアップし、一人で機能開発できるようになっていきたいです。また、direct開発部 Webチームの先輩でもある宮本さんと飯田さんは、コード品質の向上やユーザビリティの向上を意識して開発しているので、私もお二人のようなエンジニアになりたいと思っています。
コードの品質においては、ぱっと見て分かりやすい変数や関数名をつけたり、中のロジックも高度なアルゴリズム的な処理を組むよりも、誰が見ても理解できるコードを書けるようになりたいと思っています。
direct開発部のWebチームでは相互コードレビューを実施しています。私も宮本さんと飯田さんのコードをレビューする機会があるのですが、お二人のコードはとても綺麗で、仕様変更や保守のしやすさを意識されているのだなと感じています。
――エンジニアとして成長していくために大切な価値観や考えは何だと思いますか?
エンジニアにとって重要なことは、知的好奇心だと思っています。特にWeb系の技術は移り変わりが早いので、常日頃から気になる技術をキャッチアップすることが大切だと感じています。また、知的好奇心のある人であれば、良いコードを書こうとか、良いアーキテクチャにしようという思いが強い人が多いと思います。そういう人がエンジニアとして成長していけると感じているので、私も知的好奇心を持つことを意識しています。
――最後に、L is Bの選考を受けようと思っている人へのメッセージをお願いします!
L is Bは裁量が大きく、成長の機会も多いと思います。また、チームワークを大切にして働いている先輩たちが多いので、私は働きやすい環境だと感じています。このような環境で働いてみたいという方は、ぜひ応募してみてください。
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