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実の父を大腸癌で亡くしました

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大腸がんで亡くなった父の闘病生活と介護生活の振り返りです。 生きることって本当に難しい、自宅で看護、介護をするのって難しい…。 看護師だから予測できたこともあっただろうけど、一般… もっと読む
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記事一覧

人工肛門のケアって大変?! 新たな戦いの始まりでした①

平成30年9月7日に人工肛門を造るのと中心静脈ポートというものを埋め込む手術を受けた父。…

ようやく退院! 帰ってからは癌の痛みとの戦いでした

9月の終わり、父は1か月の入院を経てようやく家に帰ってきました。 一緒に住んでいる私の娘…

大腸癌と診断されるまで④ ついに大腸がんと診断、全身に転移 ステージⅣでした

平成30年8月末、父は検査入院しました。 本人はどうして入院するのかわからないといった風…

大腸癌と診断されるまで③ 総合病院へ受診、速攻で検査入院になりました

8月の終わり、自宅から近くの病院で紹介された総合病院に父を連れて受診しました。私の勤めて…

大腸癌と診断されるまで② 病院に行くまでが父との最初の戦いでした

平成30年夏 7月22日は父の誕生日。68歳になりました。 振り返ると日曜日で家族はお休み…

大腸癌と診断されるまで① 平凡な毎日がだんだんと異常になっていきました

平成30年4月頃父(当時67歳)は最近便秘なんだと、「なかなか出ないんだよね~」と冗談交じり…

実の父を大腸がんで亡くしました はじめに

世の中が令和に変わるとざわめき立つ平成31年4月14日。 父は大腸がんでこの世を去りました。 亡くなるちょうど1年前には、便秘を訴え市販薬の下剤を飲みだしていました。 それからたった1年。 1年と思えば短い期間だなと思いますが、その1年は非常に濃く、しんどく、悩み、何度も泣きました。 私は看護師です。 しかも10年を優に越える経験もあり 癌患者さんやそのご家族とは何度も関わる機会をもっていました。 だいたいのイメージはつくのです。 検査も、治療も、経過も最期がどうな