明日の私へ〜私とビビッときた時の話をする〜
こんばんは。イズです。
今日は、新しいことに挑戦してきました。細かくはまたお話しできたらと思いますが、緊張がすごかった。疲れたのでよく眠れそうです。
昨日は、「乙女の祈り」を聴きながら寝ました。久しぶりに聞いて、「あれ、こんなに短い曲だっけ?」と思いました。小さい頃はすごくない曲だったのに。子どもと大人の時間の感じ方ってやっぱり違うのかなと思いました。でも相変わらず素敵な曲でした。
今日は中学生時代の音楽との関わりについてお話しします。
私は中学、高校と吹奏楽部に所属していました。そもそも吹奏楽部に入ったのは、音楽が好きなのはもちろんですが、運動が嫌いだからということが大きいです。厳しい、練習が多いという話はありましたが、それより運動の方が私は嫌でした。
入部するとすぐ、楽器を決めるために体験をたくさんします。それから、私の学校では顧問の先生が手の大きさや口の形などを見る面談をして学期が決定します。
いろいろな楽器を吹きましたが、見事に木管楽器はほとんどなりませんでした。多分向いてないんだと面談前からわかりました。そして、金管楽器も吹きました。
そこで、最高の相棒に出会いました。
初めて見た時は、名前も知らない楽器で、何だか四角いなって思いました。息を入れて、音が出てそれが嬉しくて、先輩が「すごい、上手!」って言ってくれたのも嬉しくて。
でも、それだけじゃなくてビビっときたんです。今でも忘れません。一瞬で「あ、私はきっとこの楽器になる」とわかりました。どうしてからわかりません。ちゃんと音を聞いたことはないのに、音が綺麗かすらわからないのに、ただただ、「私はこの楽器を吹きたい」と、誰よりも強く思ったと思います。
これが、私とユーフォニアムの出会いでした。
でも、私はユーフォを第一希望にはしませんでした。ホルンを選びました。
その理由は、2年生の先輩がいなかったからです。3年生の先輩だけだったので、来年からどうしようという不安から、そのとき上級生がいたホルンパートを選びました。それでもユーフォをやりたい気持ちはどこかであり続けたんだと思います。だから、ユーフォパートで名前を呼ばれた時、すごく嬉しかった。第二希望なのに。
そこからはもう練習漬けです。ユーフォはいろいろなお仕事をします。伴奏も、裏メロもメロディーも。音が綺麗で柔らかくて、もう本当に素敵で。あ、でもただ一つ、ユーフォの欠点は知名度だけ。親にユーフォになったよ!と話してもわかってもらえなかったのはいい思い出です。
どうしたら上手くなるか、綺麗な音が出せるかたくさん練習しました。
初めて合奏に入った時、今まで練習していた音が重なって、私もその一つに入った気がしてすごくすごく楽しくて嬉しくて感動しました。これも忘れてないなあ。先生の指揮も、隣の先輩が怖いけど優しかったことも。
ユーフォとの出会いにすごく量をとってしまった。でもそれくらい愛が深いんです。とにかくとにかく私はユーフォが好きなんです。
ぎゅっと楽器を抱っこするように抱えるところ、少し距離の長いピストン、ケースに入れるとちょっと重いところも。ぐっと楽器を握りしめる感覚は今も残っています。
好きな映画で「感覚が残る、ずっとふとした瞬間に」といった言葉を聞いたことがあります。引退してから見た映画なのですが、何より先この言葉に重ねて思い出したのはユーフォのことでした。私のこの感覚は一生残っていると思います。
自分でも気持ち悪いくらい愛が深いですね。許してください。それくらい好きなんです。
愛を語っていたら、長くなりました。明日はもうちょっと吹奏楽全体に踏み込んだ話ができたらと思います。
今日は長いので曲紹介はしません。ユーフォの音ぜひ聴いてください。それだけです。
じゃあ、さよなら、今日の私
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