11月に摂取した諸々 #美術館・博物館巡り
根津美術館
美しきいのち 日本・東洋の花鳥表現
終了済み。
太田記念美術館
ラスト・ウキヨエ 浮世絵を継ぐ者たち ―悳俊彦コレクション
12/22まで。11/29からは後期展示。
展示されてる作品だけ見れば、浮世絵新時代の華々しい幕開けにしか見えないのに、実際は滅び行く浮世絵最期の輝き。太田記念美術館でしか出来なかった明治浮世絵をこの上なく堪能できる展覧会。後期も行く。
茅ヶ崎市美術館
江戸の遊び絵づくし -みかけはこわいが遊びつくした楽しい浮世絵だ
終了済み。
日本科学未来館
マンモス展
終了済み。
国立民族学博物館
驚異と怪異――想像界の生きものたち
年2回の西国遠征、'19秋の陣。
終了済み。
ホピ族のカチーナ人形が中々愛嬌があって良かった。部屋に1体おきたい感じ。三次の隣町に大学の4年間住んでたんで、あの辺りの交通の便はわかってるだけに、気軽に行けないのよね。公共交通では厳しいので、車が必要になる…。
細見美術館
琳派展21 没後200年 中村芳中
12/22まで。
席画での名声だとか、耳鳥斎との親交とか、初めて知る情報ばかりで…、これだから個人回顧展は良い。
京都国立近代美術館
円山応挙から近代京都画壇へ
12/15まで。11/26より後期展示。
雪中燈籠猿図は東京でも出てましたね…。とはいえ、芳文の小雨ふる吉野すごい逸品ぞろい。常設展でも近代京都画壇の展示有。
京都国立博物館
特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
終了済み。
断簡に相応しい表装をと、近代数寄者の創意が尽くされた表装も見所。
三井記念美術館
茶の湯の名碗 高麗茶碗
12/1まで。
そもそも茶の湯とは何の縁も無い日常の器だからこそ珍重されたものが、市場の拡大により専用の器として生産されるようにになり、更には市場の流行を取り入れた結果、本来の魅力とされていたものとは別のものになりつつも支持されるといのは、中々興味深い。
個人的には井戸とか蕎麦とか見立てられて茶碗とされた最初期のものが好きだけど、彫三島の縄文だったり中央アジア以西の美を思い浮かばせるデザイン性は好き。
東京都江戸東京博物館
大浮世絵展-歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演
1/19まで。1/28から福岡市美術館、4/3から愛知県美術館に巡回。
それぞれ代名詞の代表作を中心とした展示構成なので、歌麿の花鳥画とか国芳の名所絵みたいな知る人ぞ知るな作品は無いが、名作ぞろいの正に"夢の競演"。
すみだ北斎美術館
北斎没後170年記念 北斎 視覚のマジック 小布施・北斎館名品展
1/19まで。
男浪と鳳凰の両天井画は、H29年のあべのハルカス美術館「北斎-富士を越えて-」や今年初めの森アーツセンターギャラリー「新・北斎展」でも展示されておらず、北斎館以外で観られる機会は殆ど無いので、絶対に行くべき展覧会といえよう。肉筆画の優品も多数展示。
Bunkamura ザ・ミュージアム
ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展
12/26まで会期延長。
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