日本人、中国人、台湾人のムダ話
台湾の友人達は中国人が好きではない。嫌いとは言わない。
日本の街中で中国語が聞こえてくると、私は中国人か台湾人か分からない。広東語らしい中国語発音と違う音が聞こえてくると、あー香港かシンガポールかな?と思う程度。
しかし、台湾の友人達は違う。
あれは台湾人、あっちは中国人。
なんでわかるの?と聞くと、発音が違うと言う。中国人は語尾にRの音が聞こえるのだそうだ。中国でも東北地方や南の方だと訛りで発音も違うと思うのだが、分かると言う。それに文字も繁体語、簡体語で違うし。
以前、中国語教室に通っていた時、次の様な話を聞いた。
中国人が言う。
台湾人は新しい文字の波に乗れず、昔の遺産に縛られたまま繁体字を使っている。
台湾人が言う。
中国人は、教育が広く行き渡らず難しい繁体字が理解できないから伝統を捨て新しい文字を作った。
あー言えばこー言う、である。
日本人でも、中国人を好きでない人は多く、私の職場でも少なからずいる。
声は大きいし、ルールは守らないし、中国という国そのものに対して拒否反応がある人もいる。
上海に行くと確かにレストランでは「日本人は二階へ上がりな」と料金が違う差別を受けたこともある。
「サパニン…」と嫌な顔をされたこともある(サパニンとは上海語で日本人のことである)。
しかし、カタコト中国語で地図を見せれば道を教えてくれるし、買い物も、笑顔で対応してくれたこともある。
でも腹の内は分からないよ、基本的に日本人のことは嫌いだから…と現地ガイドに言われたこともある。あんたもか?と思った。
最初の中国語教室の中国人先生は、私がwechatに載せた写真を黙って勝手に自分の投稿に載せたが、良い写真だから使ってみたと、詫びれる素振りはなかった。
昔、日本のPOPS曲を違法なWEBサイトからダウンロードする中国人友達がいたが、私の国のルールでは問題ないから大丈夫と言った。いまでは違法になるが…。
つまり、私は中国人は嫌いではない。
中国人の考え方が好きではない、のだ。
会社の同僚家族の話。
日本人と結婚し日本に住んでいる台湾人の妻。息子が結婚すると言って家に連れてきた女性は上海人だった。
女性の親は上海に住んでいるが、台湾人の妻は結婚した後も上海人の両親に会ったことはない。
日中台問題が家庭内で存在すると言う。中国が台湾侵攻したら家族はどうなってしまうのか?と同僚は危惧している。
中東やイスラエルでもそうたが、国と国の問題が多い。日本は平和ボケなのか、性善説でしか考えられないのか。中国が100年計画という、中国人が日本の土地を買い、中国人女性が日本人と結婚して子供を産んで日本人の血を薄くさせ、さらには外国人に参政権を認めさせ、中国人政治家を誕生させ、日本を支配する…と言う話。ホントかデマかは100年後にしか分からない。でも中国人による土地の買い占めが始まっているのは事実。100年後に日本人、中国人、台湾人はどうなっているのか。
その頃には、私も台湾人友達もみんな生きてないな。