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豚に真珠

友人から中判カメラを貰いました。機種はPearl Ⅱの前期型で、この機種はレンズが75mmF3.5のものと75mmF4.5のものがあるそうですが、この機体はF4.5のもの。なおフォーマットは6×4.5cm。

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展開時には上の写真のようになりますが、レンズを収納するとコートのポケットに入るくらいにコンパクトになります。

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背面には赤窓があり、指標を見ながらフィルムを巻き上げることになります。しかしシャッター機構とリンクしていないため意図しない多重露光を犯しがち。

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ジャンク品を直したものだそうですがそうは感じられないくらいに整備されています。皮まで張り替えられてオシャレに。機械はさっぱりですのでこういう才能があるのは羨ましい限りです。

このカメラを貰ったのはそこそこ前なのですが、なにせ中判フィルムは扱ったことがなくまた操作系も一眼レフのそれとは異なることからなかなか撮影に踏み切れず空シャッターだけを切る日々が続いていました(弄っているだけで満足していた、とも)

しかし踏ん切りをつけていざリバーサルフィルムを装填し撮影。フィルムカメラの撮影は一枚に(比較的)気合が入りますが、最後の何枚か、というところになると尚更気合が入ります。でもいざ現像してみると…あれ、そのカットがない。しかも最後の方のカットには撮影指標の数字が…おかしいな、と思い伝票を見るとそこには「巻太り」なる文字が。うむ、これはやらかしたのか…

さらに巻太りの影響を受けてない前の方のカットも露出もオーバーになってしまい…一応チェックしたつもりだったのですが何かミスってたようです。

失敗しかしていませんが以下写真です。悔しいのでリベンジしたい。タイトル通りだ、とならないように…

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