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プレゼンの進め方。

1月30日月曜日です。おはようございます。昔の動画を整理していたら、おそらくガラケーで撮影して15年前の動画が出てきました。娘さんも息子さんも変わらず順調に成長しておられて、少しホッコリしました。

#15年前の自分の姿を見て。
#娘さんに、『イケメンだねー。』と言われたことが何より嬉しい。
#髪の毛が長かったことに衝撃を覚えました。

さて。『プレゼンの進め方。』というテーマでお話します。昨日、珍しく息子さんからご相談を受けましたので、プレゼンする時の進め方を、自分だったらどうするかを考えてみたいと思います。

【文章の基本は、起承転結。そこを意識する。】

プレゼンテーション。とは、テーマに沿って、決められた時間に伝えたいことを相手に伝えることなので、基本的には文章作成と一緒です。

起承転結とは、話の流れのこと。ざっくりいうと、伝えたいことを4つのパーツに分解して、一つづつ組み立てていくことが、ゴールへの近道へとなります。今回はテーマが決まっているので、

①そのテーマから、どうしてその内容にしたのか。
②その内容の進め方。
③実行すると、どのようになるのか。
④実行した結果、何を得られるのか。

を、掘り下げていくといいでしょう。相手にメッセージを伝えるときは、結論ベース(先に結論を言っちゃう方法)を意識すると伝わりやすいので、その構成も念頭に入れておきましょう。

今回のテーマは、『隣り合う生命について、深く考えることができるプロジェクト』だったと思いますので、そのテーマに沿って掘り下げてみます。

#高校生のプレゼンって。
#こんなに深いテーマを掲げるのですか?
#生命は、難しい。

【高校生と動物の接点を考えてみる。】

動物の生命を深く考える内容は、①動物が誕生した時 ②動物が亡くなった時 ③亡くなった動物を食する時。ではないかと思います。

この3つに照らし合わせたプロジェクトを考えると、このいづれかに立ち会った時に深く考えることになるので、体験型のプロジェクトで進めていくことがいいでしょう。

深く考えるには、相手との過ごした時間の長さに比例するので、いつもそばにいて可愛がっていた大好きなペットが亡くなると、その深い悲しみやそこから立ち上がる姿は想像を超える深さになると思います。

逆に、スーパーに並んでいるお魚を食べても何も感じないのは、そのお魚と過ごした時間が1秒もないので、ただ食べ物と認識しているだけだから、何も感じずに食べることができます。

生きているものを食べることを深く考える。というテーマで掘り下げると、最終的にはそのありがたみを感じることが結論になるので、スーパーに並んでいる食べ物をなんの感情もなく食べる→生きているものをありがたくいただく。と意識を変えることができる体験が、プロジェクトの肝となります。

となると、スーパーに売っている死んでいる魚→漁港にいる釣られたばかりの魚→釣り上げられた直後の生きている魚。その魚を釣ってから自ら食べることによって、命のありがたみに気がつく。という展開なると、プロジェクトは釣りに決まります。

『釣った魚を自分で調理して食べる。』こういう感じで、テーマに沿ったプロジェクトに辿り着くことができます。ここまで来れば、あとは資料の作成に入ります。

【プレゼンは、わかりやすい資料で相手に届ける。】

プロジェクトの方向性とたどり着き方が決まれば、あとは資料の作成です。資料は、文字を入れても見にくいので、数字やデータ、具体的な事例や体験談を入れるとスムーズに作ることができます。

説明する人も、その資料を見るだけでお話しする内容が頭のなかに浮かぶ感じがいいと思います。自分の中にイメージが膨らむのであれば、相手の中でもイメージが膨らむし、逆であれば、相手には届かないこととなります。

また、プレゼンが成功するかどうかは、最初の30秒で決まる。と言われています。どれだけ内容が充実していても、この30秒で、聞こうと思えるかどうかが左右されてしまいます。

『あなたは、レールの上に流れている皿のお寿司を見て、生きていた時の魚に思いを巡らせたことはありますか?』

『ウミガメが卵から生まれて、無条件に海に向かう姿を見て、感動を覚えたことはありませんか?』

『いつもそばにてた、ペットの〇〇ちゃんが息を引き取って、深い悲しみに暮れたことはありませんか?』

この冒頭がいいかどうかはわかりませんが、冒頭の30秒は意識して、話し始めてみましょう。

以上、プレゼンを作るにあたって思うこと。でした。

何が言いたかったかと言いますと、生き物を食べる。というテーマで考えると、今年お節料理を作った時に、威勢の良かったエビのことを思い出します。大人になればなるほど、生きているものを食べているという感覚は薄れていきますので、少しでも考える時間が持てて良かったよね。今年は、どこかのタイミングで釣りを始めて、生命の大切さを考えてみようと思いました。というお話でした。

それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。

ご安全に!

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