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星はいつでも

先日、日暮れのあとに見た金星と木星のことをつぶやいた。


このときに「Stellarium」というアプリを携帯電話に入れた。

携帯電話を空にかざすと、いまその先に見えている星、星座がわかる。
正確さもだが、ふわっと現れる絵もきれいで楽しい。
世界のどの地点にも合わせられるし、時間もツールバーで変えられるので動きも見やすい。


最初はくるくる回りながら、見えている星を「へー、すごーい!」「これがしし座かー」と観測していた。

でも実はこれ、曇に覆われた夜でも、家の中にいても、そして昼間でも見ることができるのがいい。

昼間のオリオンは何をしているのか。

午後3時のオリオン
特に変わったことはしていない
…あたりまえ


そして朝のみずがめ座は…

太陽に水をやっていた


夜11時、ベッドに寝転がる私からはこんな景色が見えるはず。


屋根で遮られたり、厚い雲に覆われたり、太陽の登場で見えなくなってしまっても、満天の星はいつもそこにある。

古今東西、亡くなった方々を「星になった」と表すのもわかる気がする。
いつの日も安らかにあらむことを。


ヘッダーの写真は、数年前にドイツ最高峰ツークシュピッツェのふもとで撮影したものです。


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