場面緘黙症の高校生のフラワーカードカウンセリング
入学して間もない頃は誰もが緊張しますよね。
通信制の高等学校には、今までの学校生活で
様々な体験をしてきた生徒達が入学してます。
中学生の頃は、保健室には、何とか登校していた生徒。
不登校で、ほとんど学校へ行かなかった生徒。
病気の入院で長期欠席してしまった生徒。
集団が苦手で、ずっと教室に入れなかった生徒。
給食も一緒に食べることが出来なかった生徒。
その生徒達の心をいかに早く、察することができないか・・。
色々辛さや、苦しみを何とか軽減できないものだろうか・・。
その想いで出会ったのが、フラワーカードカウンセリングでした。
場面寡黙症ということで、ほとんど、
表情も言葉も無かったのですが。
フラワーカードを引いてもらうと、
・とても緊張している・不安であるカード
・前向きに挑戦していきたいとのカード
・人と関わりたいと思っているカード
などを選んでくれました。
また、9マスのカラー診断からも、
明るく前向きな色を
現在や未来の場所に塗って表現してくれました。
「やっぱり、緊張してるかな?慣れないし、
初めての環境だし、誰もが、緊張するよね」
「何かに挑戦したいと思っていることある?」
「確か車が好きだったから、総合学習のレポートなども
沢山好きな車を調べて書いてみたら良いね!」
その他、話をしたがわずかに・・・眉毛が動き
表情が少し明るくなった様子で反応してくれました。
入学当初のA君にとっては、きっと精一杯だったね。
感想には「楽しかった。またやりたい!」と
書いてくれていました☆
彼の表情には表れていなくても、
「新しい環境で気持ち新たにスタート、挑戦したいんだ!」
という気持ちを理解することができて良かった。と
フラワーカードというツールがあって、心に寄り添う
会話ができて良かったと感じました。
それから、1年弱、彼の気持ちに寄り添い、
話しかけるを続け・・・。
ある日、
誰かの声が聞こえるけど、誰だろう??
なんと、A君がペラペラと話をしていたのです!
きゃー 感動!!
今では、すっかり、皆と協力してBBQをしたり、
文化祭の手伝いをしたり、仲間と関わりながら
過ごせている☆
子ども達は環境で大きな変化を遂げていく。
人との関わりで成長していく。
その感動を感じた瞬間でした。
今がどのような状況でも、
必ず、その子にあった輝ける場所が
あると思っています。
その後、A君は県外の整備士の専門学校へ
大好きな車に関わる仕事に就ける道を
進みました!!
子どもと関わる大人が1人でも
感情や心に寄り添える環境があることは
子ども達への自信や安心への大きな影響があると思います。
🌸 お母さん・支援者がカウンセラー🌸
居場所事業の方、子育て中の方など
子ども達と関わる方が、」
心に寄り添うツールとしてフラワーカードが
活躍してくれること嬉しく思います。
各種講座実施中
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