見出し画像

ミドサーママのITパスポート受験記 その②〜ITパスポート試験受験のメリットとは〜

こんにちは、りんりんです。
ご覧いただき、ありがとうございます!

前回記事で宣言した通り、今回は、私が考える「ITパスポートを受けるメリット」について書こうと思います。

前回記事はこちら↓


ITパスポート試験とは

ITパスポート試験(以下、iパス)は、2009 年から始まった新しい国家試験です。

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

受験資格は特になく、全国の会場で毎月試験が行われています。

出題範囲等の詳細については、下記をご覧ください。


i パスを受けるメリット

私がi パス受験を決めた動機については前回記事に書きましたが、ざっくり言うと

「今後、在宅勤務が可能なWeb・IT関連の仕事の道を模索するにあたり、まずは大まかにIT関連の知識の全体像を把握したい。」

と考えたことです。

現在、2023年7月の受験を目指して、ベビーサークルの中や、寝かしつけ後の布団の中で毎日コツコツ勉強しています。

これまでの学習成果も踏まえて、私が考えるi パス受験のメリット4点について書いていきます。

①既に持っているIT関連の知識を整理・体系化できる→仕事・社会への理解が深まって楽しい!

◆仕事への理解が深まる
私の勤務先は、世間的にはITから最も遠いと思われている業界に属していますが、それでもここ数年で新システムを導入するなど、DXがぐんと進みました。
それに伴い、普段仕事をしていても「アジャイル開発が〜PoCが〜」などという単語が飛び交うようになりました。

単語の意味はその時その時で調べて「なるほど〜」と思うわけですが、全体像がわからず次に繋がっていかない感覚に非常にモヤモヤを抱えながらも、学び方がわからず放置していました。

しかし、このiパスの勉強を進めていくなかで、

「あの単語は、この分野のこういう流れの中に位置付けられるもので、関連用語にはこういうものがあるのか!」

といった発見が多くあり、大変スッキリできました。
また、

「突然始まったあの監査の意図は、こういうことだったのか」
「あの人があのことにあんなにこだわったのには、こういう背景があったのか」

など、実務の中での具体的な場面を想起させるような内容が多くあり、仕事をより深く理解できたように思います。

◆社会への理解が深まる
生活の場でも、例えばSuicaなどの交通系ICカードやスーパーに並ぶ商品のバーコードなど、私たちは日々ITの恩恵に預かっており、知らず知らずのうちにIT関連の単語や知識が蓄積されています。

I パスではそういった身近なITについても取り上げられているので、初学者にとっても現実社会に照らし合わせて考えやすく、知れば知るほど世界の見え方が変わっていくので、勉強していてとても楽しいです。

②ITの知識の基礎固めができる→より専門的なWeb・IT関連の勉強がしやすくなる

私の場合、受験勉強だけに根をつめると飽きてしまうので、ある程度試験範囲の全体像が見えてきてからはモチベーションアップも兼ねて、自分が興味のあるWebライターやWebデザインに関する本を同時進行で読んでいます。

その中で感じたのは、「iパスで基礎知識を学んだことにより、応用・発展的な分野の本の内容がスッと頭に入ってくるようになった」ということです。

サーバ、ドメイン、SEO、HTML、dpiなどなど、今まで知ったかぶっていた基礎用語の意味をしっかり理解したことによって、用語でつっかからずに、本の内容を処理できるようになった感覚があります。

i パスの勉強をすることで、この先学びたいWeb・IT関連の専門知識が学びやすくなるのは、間違いないと思います。

③難易度は低くても国家試験→受かれば自信になる

受かったわけでもないのに偉そうですが(笑)、i パスは国家試験の中でも難易度が低く、正直、受かったからといって仕事や就職に有利になるということは期待できないだろうと思っています。

ではなぜ受けるかというと、ITに関する知識を学びたいという意志を持ち、努力して勉強したことが国家資格という形で手元に残れば、精神的な後ろ盾ができるだろうと思うからです。

少なくとも私は、ひとつずつ成功体験を積み重ねていくことでしか自分に自信を持てないタイプなので、そのスモールステップの第一歩が(怪しげな民間資格ではなく(笑))国家資格であることには、充分な意義を感じています。

④試験日・場所の自由度が高い→子育て中の人も受験しやすい

最後は、大変現実的なメリットです(笑)

i パスは全国各地に試験会場があり、しかも月に複数回試験日があるため、自宅から近い会場で、都合の良い日に受けることができます。
また試験の3日前までなら、試験日の変更手続きをすることができます。

これは育児中の人にとってはとても有難い制度で、子どもやパートナーの都合が急に悪くなっても、3日前までなら何とかなる!というのは大変心強いです。

まとめ

①仕事や社会への理解が深まる
②より専門的なWeb・IT関連の勉強がしやすくなる
③国家資格を得られて自信に繋がる
④試験日・場所がフレキシブルで子育て中の人に優しい

以上4点が、私の考えるiパス受験のメリットです。

偉そうなことを色々書いてしまったので(笑)、1回で合格できるよう、引き続き受験勉強に励みます。

☆ここまでお読みいただき、ありがとうございました☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?