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ビーガンたんぱく質も効果的に筋肉の構築をサポートできる

真菌由来のマイコプロテインは、レジスタンストレーニング中の筋肉構築をサポートするのに動物性タンパク質と同じくらい効果的なようだ、という英国エクセター大学からの研究報告。

Journal of Nutrition』誌に掲載されたこの研究は、マイコプロテイン(クオーンとして最もよく知られている天然の高繊維菌)が豊富なビーガン食が、レジスタンストレーニング中の筋肉の成長を雑食性食と同程度にサポートできるかどうかを調査した最初の研究であるという。

本ランダム化試験は 2 つのフェーズに分けて実施された。第 1 フェーズでは、16 人の健康な若年成人が、たんぱく質が雑食性または完全にビーガン (主にクオーンのマイコプロテイン) 源のいずれかに由来する 3 日間の食事を完了し、代謝の詳細な測定が行われた。第2フェーズ では、22 人の健康な若年成人が、高たんぱく質の雑食性食またはマイコプロテインが豊富なビーガン食を摂取しながら、10 週間の大量のプログレッシブ レジスタンス トレーニング プログラムを完了した。

試験の結果、両方の食事に反応して筋肉量と筋力が同等に増加し、2つの間に有意差がないことが示された。高たんぱく質の雑食性食のグループは全身の除脂肪体重が 2.6 kg 増加し、ビーガンのグループは 3.1 kg 増加した。どちらのグループも、試験中に太ももの筋肉のサイズが同じ量 (8.3%) だけ増加した。

これらの結果に基づいて、研究チームは、レジスタンス トレーニング中の筋肉の構築において、マイコプロテインを多く含むビーガン食は、高たんぱく質の雑食性食と同じくらい効果的である可能性があると結論付けた。

出典は『Journal of Nutrition


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