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脳卒中予防には積極的な運動が必要

仕事や家庭での生活の中で行う身体活動だけでは脳卒中を予防するのに十分ではないが、自由時間に運動したり、アクティブな移動手段を使用したりすることは、脳卒中のリスクの減少につながるようだ、という研究報告。

この研究調査はスウェーデン西武のヴェストラ・イェータランド地方の 3,614 人を対象に実施され、そのうち 269 人が研究期間の 20 年間に脳卒中を発症した。脳卒中から 3 か月後、このうち 120 人が死亡するか、日常生活を送るために介助が必要になった。

身体活動データはアンケートから収集された。参加者の中には、着用する歩数計を配布された人もいた。余暇時間や移動中の身体活動は、歩数計による客観的な測定値と関連が見られたが、職場での身体活動は関連が見られなかった。

身体活動が健康にもたらすメリットはよく知られているが、これまでの研究では主に余暇時間の身体活動に焦点が当てられてきた。近年の研究では、職場での身体活動はむしろ健康に悪影響を及ぼし、心血管疾患のリスクを高める可能性があることが示されている。

「身体活動をどのように、いつ行うかが、その健康効果を決定する上で重要な役割を果たしているようです。私たちの研究では、余暇時間や移動に関連した身体活動は脳卒中のリスク低下と関連していましたが、勤務時間中や家庭内での活動は関連していませんでした」と研究者は述べている。

「肉体的に厳しい仕事は、ストレス、回復の機会の少なさ、大気汚染、そして一般的に劣悪な社会経済的状況につながることが多く、身体活動のプラス効果を打ち消す可能性があります。」

出典は『JAMA Network Open


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