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感想文 「パッチ・アダムス」

パッチ・アダムスが只今、
BS1 シネマの時間 で放送中です

。(今気付きました!💦 2024年6月5日)

昨年、たくまるさんに【️映画掘り下げ記事】で取り上げていただきました。
ぜひご覧下さい。

↓↓↓noterたくまるさんによる 感動の記事です
🙏🏻(。_。*)





2024/06/06 追記
「パッチ・アダムス」 と私について。


たくまるさんが コメントで仰って下さった様に、
自分を支えてくれる映画があるというのは 
幸福しあわせ だということに改めて気付かされました。

今から3年近く前、昨日と同様にBS1チャンネルで「パッチ・アダムス」が放映されていました。その時初めて、感動して泣きました。

医療を舞台にした作品は、どうしても自分と重ねて感情移入してしまうからです。

長い病歴の中で、
20年来お世話になっていた主治医の先生から離れて、精神科デイケアが充実している総合病院へ
思い切って転院した頃でした。
でも転院した病院での治療が上手くいかなくて、
新しい主治医の先生との関係に悩んでいました。


そのタイミングで、この作品をもう一度鑑賞しました。
全編を見終わって エンドロールになった瞬間、
ロッド・スチュワートの主題歌が流れました。
真っ暗な画面に 日本語訳で歌詞が表示されます。

「長い道のりをかけて やっと辿り着いた」・・・
私はその歌詞を目で追いながら 
私の命の恩人である先生を思い浮かべました。。
主題歌 「Faith of the Heart」 の歌詞が、先生と私の
20年間の治療経過を物語っているようで、次々と記憶がよみがえってくるのです。

サビの 「心の赴くままに」の言葉に反応し、
ああ、先生に貸してもらった本、
スザンナ・タマーロ「心のおもむくままに」と同じだ…!
何度も繰り返し
 「自分を信じて」
「僕は自分の心を信じているから」 と訴えかけてくる歌詞に、
私が今ここで生きているのは あの時の先生がくれた言葉、心の薬があったから…。だと感情が揺さぶられる。

そして 今はもう、最も心の拠り所としていた先生に会うことはできない。
だから 「信念をもって」 これからは この長い道のりを一人で歩いて行かなくちゃ。だけど…この選択で良かったの?

「身体化障害」 不安や心のつらさが身体の症状になって現れる。
本当にそうなのかな。薬が合わない副作用なのかもしれない。不安で気持ちが揺れ動いてしまう
「両価性」 アンビバレント。
今の主治医に告げられました。
そして
「あなたは、笑い飛ばせれば治るから。自信もって。」 と言われました。
私は その言葉を信じたかったのです。
でも、不安で信じ切ることができませんでした。
だから「パッチアダムス」の
「笑顔」が最良の薬であると信じるテーマに、勇気づけられました。
先生の言葉を信じようと思えました。



・・・ 
「パッチ・アダムス」 BS レターボックス版の翻訳が素晴らしくて、
日本語訳がDVDと違うことに気付き、感動しました。翻訳家の方によって 台詞や歌詞が微妙に異なり、心にスっと入ってくる日本語に出会えた時、嬉しさが込み上げます。

余談ですが BS1で放映される 洋画の日本語字幕が、私は一番好きです。
「タイタニック」
「天使にラブ・ソングを…」 の劇中歌、主題歌も
あっ この日本語好きだな,って登場人物に親近感が持てるようになって ぐっと作品との距離が近づきます。
こんなに心に寄り添う言葉を届けてくれる翻訳家さん、ありがとう。

「パッチ・アダムス」への思いと、
自分の病気と向き合う時間を こうしてnoteに残すことができました。
ただの日記になってしまったけども
ありがとうございました。



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