ドブネブミアンラプソディー

名古屋へ。イベントにはキャンセルが数組あり、かなりの風通しの良さ。数曲と物販をアコギと自分に詰め込み、ひのとりで会場に到着したのは本番45分前だった。ここまで余裕を持って行動が出来ないとなると、自分には余裕が必要ないのかもしれない

独り言のような30分間。確かなものは確かめられない。どうしても今日歌いたかった人と、どうしても今日ライブハウスに行きたかった人がいる空間なのだな。そんな人間が偶然集まったというだけで退屈に風穴は簡単に空き、また新しい退屈に気付ける。それはどちらも特権であり、私たちは弱いので時々それを言葉や音にして確認したくなる。歌っても歌わなくても痛みのない世界にとどまりたいと思わない。この手の弱さを見せつけられるのも、どうしようもない音楽の得体のしれない魅力のひとつなのかもなと寝言を言っていると大阪に到着。

11月はツーデイズもあり個人的な活動も来年へのアプローチもあり目まぐるしい。誰の音楽も聴けていないし居酒もそれほどしていない。やはり時間を守ったり、準備をしたり行動を経た上で得られる余裕など必要ないのかもしれない。だっておれたち愚行権ヒューマン!

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