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あの頃夢中になった「ぱんぞう」と再会しました

お題企画に味を占め、ふたたび挑戦します。今回は「 #はじめてのインターネット 」。

曲がりなりにもWeb業界にいる身です。しかもデジタルネイティブ世代。もちろんインターネットにはどっぷり浸ってきました。

はじまりは、どう森掲示板

出会いは小学校2年生。ちょっと早めでしょうか。“リア友”に教えてもらった掲示板が始まりでした。

立て付けは「どうぶつの森」の雑談掲示板でしたが、もうそこは小〜中学生版2ちゃんねる。

私はかなりこの掲示板にハマって、来る日もくる日も入り浸ることになります。楽しさと引き換えにA判定の視力を失いましたが、それでも構わず掲示板通い。

ここではたくさんのことを学びました。珍しい顔文字、AA、夢小説、荒らし対処法、Amebaピグ、ホムペ……。

まだケータイも持っていない時代に世界の広さを教えてくれた場所です。ありがとう、どう森掲示板。

夢にまで出てきた「ぱんぞう」

どう森掲示板と同時かその次くらいにハマったのが「ぱんぞう」というパンダが主人公のゲームサイト。

おなじキャラクターを使ったたくさんのミニゲームがあるのですが、そのどれもが簡単で、誰でもブラウザでPLAYできるもの。

ゲーム自体はどこにでもありそうなのに、なんだかネットゲームっぽいぎこちない動きの、無表情なキャラたちに魅せられ、こちらも毎日毎日性懲りも無くやりました。やり過ぎてぱんぞうが夢に出てきたほど。

いまはどうなっているのかな……と検索してみたところ、

がっつりそのまま残っていました。やばい。「ああ〜!」が止まりません。「クポクポ」とかいたな〜!

この動画だけでご飯三杯はいけます。「懐かしむ」ってなんでこんなに幸福度高いんでしょうね。

ぱんぞう年表を見てみると、なんとぱんぞうは小学館の教育コンテンツ『ドラネット』で出てきたけっこうちゃんとしたキャラで、コミック・アニメ・絵本にもなっているそう。

あのとき私しか知らないと思っていたキャラはれっきとした人気キャラだったんですね……。

しかも昨年2020年は20周年のアニバーサリーイヤーだったそう。なぜ1年早く調べなかったんでしょう……。一緒にお祝いできたのに……。

とはいえ、いまも続いているのはうれしいですね。これからも愛され続けてほしい、ぱんぞう。


おそらく私と同じくらいの世代の人は、掲示板でもブログでもYouTubeでもTwitterでも、どこかでなにかに夢中になった経験があるんじゃないかなと思います。

街や人は変わりますが、インターネットにはアーカイブが残っているかもしれません。ぱんぞうは20年間しっかり存在し続けました。

ぜひ、みなさんもあの頃を振り返って検索してみてください。思っているより楽しいですよ。

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