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黙って食え瞑想【苫米地英人さん】

瞑想に興味があります、ずっとありました。
でも私はADHDです。イマココに集中する、ということを一番苦手とします。

瞑想は雑念がわいても良いとのことですが、それにしたってこれはダメなんじゃない??ってくらいわいてくるので、
落ち込むからもうチャレンジすらしていませんでした。

そんな私がはじめて、
出来た!!! と思えた瞑想法がこれです。

苫米地英人さんが提唱する、
【黙って食え瞑想】

黙って食え、というか、集中して食え。と仰ってるんです。

食材がどこからきたのか思いを馳せたり、
食感をしっかり味わったり、

見ていい、感じていい、身体を動かして行えるので、
目を閉じて微動だにせず行う瞑想が苦手な方にオススメです。

口にものを運んでモグモグ食べる。
この当たり前の行為だけでも新鮮な気づきを得られました。

咀嚼のみで食べているのかと思いきや違うんですね、

口に入った食材は舌の動きによって
適切な位置で咀嚼されていることに気づきます。
奥歯、前歯に役割があり、
きちんとそのように口腔内で行われてることに気づきます。

ゴクンと飲み込むときもまた舌が活躍してる。
喉の壁(?)がなんとも絶妙な動きをして食材を下へ送っていく。

時間の節約のため、
考えごとしながらとか、
スマホ触ってたりとか、
“食べる” という身体の動きに意識を向けたことなんてなかったように思う。

身体のあちらこちらが完璧に連携をとって
一つの行為を行なってる、
これに気づいて何が起こるかというと

イマココに在るという体感

が得られます。
それによって、

自己肯定感が高まる

その理由もよくわかります。

なぜかって、
私、この年齢(そこそこの年齢)で初めて気づいたんですよ、
“食べる” ってこんなふうになってるんだ… って。
いつもこれだけのことを無意識でやってのけてるとは…  

子どもの頃の遠足で工場見学をしたことを思い出します。
大きな機会がそれぞれにガチャンガチャンと全自動で動く風景。
そっくりそのまま自分の身体の中でも起こってる。

私ってすごい。

ってなりますよね、そりゃ。

また、五体満足で生まれてこれたことにも感謝が及びます。

この他にも、
歩くときに足の裏に意識を集中させて
どのタイミングでどの部分を使ってるかを感じる瞑想法もオススメされていました。

私はADHDですが、
身体の動きや反応をみるこの瞑想法ならしっかりできます。

これまで何をするにも、
片手間で何かを並行して行なっていました。
それはADHDでもあるけれど貧乏症でもあったのですね。
有限な時間の中で生産性が欲しかった。

でも、行動に集中するというのは意外にも生産性が高いことに気付かされました。
これまでになかった気づきを当たり前の中から見つけられ、
その時間にも、その行為にも、
深い意味を見いだせる。

いわゆる瞑想の効果を享受できたように思います。

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