見出し画像

100円ショップに行く頻度やよく買う商品の種類は?

100円均一で商品が買えることから“100均”とも呼ばれ、多くの人に利用されている100円ショップ。今回は10~60代の男女を対象に、100円ショップに行く頻度や、ふだんよく買う商品の種類について調査しました。

1.全体で8割弱が月に1日以上、100円ショップに行っている

商品の購入に関わらず、ふだん100円ショップに行くか、またどのくらいの頻度で行くかを聞きました。

全体では「週に1日以上」が2割超、「月に2~3日」が3割超、「月に1日」が2割、「2~3か月に1日以下」が2割弱と続きます。全体で8割弱の人は【月に1日以上】100円ショップに行っていることがわかりました。

年代別にみていくと、まず全体でもっとも割合が高い「月に2~3日」では、10~20代で3割弱、30~60代では3割超となっており、30代以上で割合が高くなっています。もっとも高いのは40代で38%となりました。また、30代以上では【月に1日以上】行く人の割合が8割前後と10~20代と比べて高めです。

「週に1日以上」行くという人は、30代以上で24~25%と高めの傾向です。新商品や人気商品などをチェックしたり、日常的に食品や日用品を購入したりしているのかもしれませんね。
また、「月に1日」という人は、年代差はみられずすべての年代で2割前後となっています。

男女別にみると、【月に1日以上】行く人は女性が85%、男性が71%で、女性のほうが高い割合でした。特に「週に1日以上」「月に2~3日」も女性の割合が高くなっていました。100円ショップは身近なところにあることが多く、SNSやメディアなどで便利なグッズや、おしゃれなインテリアグッズが紹介されるのを見て、足を運ぶ女性が多いのかもしれません。

一方、「まったく行かない」という人は全体で3%と少数派。ほとんどの人はふだん100円ショップに立ち寄ることがあるといえます。男性のほうが「まったく行かない」と答えた人の割合が高く、10代男性では1割超でした。

2.100円ショップでよく買うものは?すべての年代で「文房具・事務用品」がTOP

ふだん100円ショップに行く人に、よく購入する商品の種類を聞いたところ、全体では「文房具・事務用品」が約5割の高い割合でTOPに。すべての年代でも1位となり、特に50~60代で6割弱と高い割合になっています。
全体の2位以降は、「キッチン用品・調理器具」「収納・小分け用品」が4割弱で続きました。

年代別にみると、2位以降は順位に差がみられます。
10~30代の2位は「収納・小分け用品」40~60代では「キッチン用品・調理器具」が2位にランクインし、特に40~60代の女性で6割超と高い割合でした。

10代では「美容・コスメ用品」が3位にランクインしています。特に10代女性で4割弱と高い割合。マニキュアやメイク用品なども低価格で手に取りやすいところが人気の理由となっていそうですね。

30代では「おもちゃ・パーティーグッズ」が9位にランクイン。子育て世代が多いことも想定され、子どもがふだん遊べるものや誕生日・イベント関連のグッズを購入する人が多いのかもしれません。
60代では「園芸・ガーデニング用品」が9位に入っています。過去の調査で、60代では自宅で植物を育てたり花を飾ったりする人の割合が高いということもわかっています。

男女別にみると、100円ショップに行く頻度が高い女性では、全体的にほとんどの項目において割合が高めになっています。家事に使う「キッチン用品・調理器具」「掃除・洗たく用品」「収納・小分け用品」といった日用品は女性の割合が高くなっていました。
また、「美容・コスメ用品」「ギフト用品(包装紙、袋など)」「ハンドメイド用品(手芸・クラフト用品など)」も女性のほうが高い割合「ギフト用品」は10代女性で特に高く3割弱でした。友だち同士でプレゼントを贈りあったり、バレンタインデーなど手作りのお菓子をプレゼントしたりしているのかもしれませんね。

一方、男性のほうが高い割合だったのは「電気小物(乾電池、延長コードなど)」「パソコン・スマホ関連用品」「工具」。「電気小物」は特に50代男性で高い割合でした。


街でよく見かける100円ショップは、老若男女を問わず気軽に利用ができる便利なお店。文房具や食器、便利グッズ、インテリアグッズなどさまざまな商品があり、眺めているだけでも楽しい気分になります。足を運んでみると新たな発見があるかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年4月7日~2022年4月11日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら

LINEリサーチでの調査やご相談はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?